筑紫哲也氏が亡くなりました。
また一人、「ジャーナリスト」と呼べる人がいなくなったのが悲しく思います。

マスコミ学科出身で、マスコミ志望だった私。
新聞記者というのが憧れでしたが、いつの間にか生業はコレに(笑)
でも、マスコミへの愛着はいまだにあります。

今のマスコミは、マスゴミ。
主観と、情報操作と、悪意を持ったプロパガンダによって、政治的思想がみえかくれしすぎていて情けないと思います。
そして、ゴシップネタ新聞は、ニュースとは呼べないものを一生懸命に報道しています。誰が誰とくっつこうが離別しようが関係ないのですが、さもわが国の一大事のように報道。失笑するほかはありません。

そんな中、筑紫氏は古き良きジャーナリズム精神を持ち、中立の立場で、客観的に報道することを心がけていた最後のジャーナリストと言ってもいいのかもしれません。いや、若干左寄りですから、公正とは言えないのかもしませんが(笑)

彼の言っている事は、上記のように若干左っぽいので(朝日ジャーナル出身ですからねぇ…)、若干右っぽい私は好きになれませんでしたけど、それでも、NEWS 23の「多事争論」で、TBS番組であるにもかかわらずTBS批判を堂々と言い放って話題を呼ぶなど、意外にキツいことを言う人だったのですが、彼の行動が全て「正義感」から来ているのは容易に想像できることでした。ジャーナリスト魂というか…

私は、帰宅してからTVを見る際に、「NEWS 23つけて」とは言わず、「筑紫さんつけて」と言っていました。もう、ニュースの代名詞になっていたのですね。柔らかな物腰と、高い知性、そしてジャーナリストらしい正義感をもって報道の王道を行っていた彼が画面から消えることは、本当に寂しい限りです。

タバコを辞めた私としては、「タバコがいけなかったのかな…」と…

謹んでご冥福をお祈りいたします。