0eef57e8.jpg何だか賞を取ったらしいので、興味を持って読んでみました。

ちはやふる。

百人一首、カルタの漫画なんですが、実に面白い。少女マンガの部類に入るのでしょうが、現在のところまでの4冊、読んでしまいました(笑)
これも、ネット書店のおかげです(笑)
書店で買う勇気はなかなか無いですからね。

もう一つの興味の理由は、
「ちはやふる」
であること。

ちはやふる 神代も聞かず 龍田川
からくれなゐに 水くくるとは
          在原業平朝臣

この札は、この主人公の女の子の一番の取り札なんですが、何と私も一緒、これが一番の札なんです。

なぜか?
初めて覚えたのがこの歌で、しかも落語の「ちはやぶる」で聞いて、すごくおもしろかったので覚えたのです。

本当の意味は、キレイな秋の情景を歌ったものなのですが、どうしても私の中では、落語の「ちはやぶる」が出てきてしまって、相撲取りの龍田川が、花魁の千早太夫と神代さんに振られてしまう話しかおもい浮かびません(笑)

確か、その後、傷心の龍田川は廃業して実家の豆腐屋を継いでいる…そこへ旦那をしくじって女乞食となった千早が偶然訪ねるんですね。オカラを下さい、もう何日も食べていなんです…と。それが千早太夫だと分かった龍田川は、オマエにくれてやるオカラは無いと店を叩き出す、これが「からくれない」で(笑)、千早は自分の罪深さに裏にあった井戸に飛び込んで自らの命を絶つ… これが「水くくる」…(笑)

すると与太郎が、「とは」って何か?と聞く。
こまったご隠居が、とっさに… ま、ここでオチというかサゲが来るわけですね。子供心に興味がそそられました。以来、私の取り札もコレ。あとは、「奥山に…」「夜をこめて…」「君がため春…」「久方の…」「人はいさ…」など。

ですから、この「ちはやふる」も、なかなか知的好奇心をくすぐる漫画でした。
これを数多くの少女達が読んでくれるといいのにな…と思う作品。教室に置いておこうかともおもうくらい…

まだ話は続くようなので、じっくり続編を待ちましょう。