1対2までの指導形式にこだわりを持っている桜学舎ですが、実は、「個別指導」とは「形式」ではないと考えています。

例えば、「あの塾は1対2だから個別指導だ」「机が一人一人仕切られているから個別指導だ」など、形式というのはある意味で「分かりやすさ」でもあります。確かに机が一人一人仕切られていれば、「ああ、個別に学習するんだな」と親御さんも理解出来ます。

しかし、一人の講師が、同学年、同教科、同単元の生徒二人に同内容の指導していたならば、これは「個別指導」と呼べるのかは疑問です。実際、20名クラス授業の生徒人数を1〜2名に減らせば「個別指導」なんだと誤解をしている塾すらあります。個別指導とは、1対1・1対2のクラス指導ではないのです。

個別指導とは、「個」へのこだわりが大切です。同じ単元を学習していても、同じ学年の子でも、その学習状況や事情は必ず異なるものです。テストで同じ点を取ってきたとしても、全く同じ答案を持ってくるわけではなく、間違えた箇所や理解不足の箇所、ミスの内容は皆異なるものです。

例えば、桜学舎では定期テストが終われば、全科目の答案を持参してもらいます。答案を一緒に検討し、何を間違え、何は理解出来ていて、何が不足しているのかを一人一人考えていきます。そして、次のテストに向けて計画立案していきます。

また、「成績」という表面的な結果だけを見て判断するのではなく、その子の生活や考え方などにも踏み込んで指導を行うことをモットーにしています。それは、いくら小手先の技術だけを教えても、対処療法的な学習を繰り返しても、本当の意味での学力向上は望めないということを我々は知っているからです。例えば、自信を失っている子であれば、その原因は何なのか、どういう気持ちで学習に向かっているのかをちゃんとその子に向き合って考えていきます。時には親御さんも交えて、真剣に話し合いを持ったりもします。単に「成績を上げればいい」ではなく、本当の意味での「学力向上」を、そして、お預かりした一人一人の生徒の「成長」を考えた指導… それが桜学舎のミッションであると我々は位置付けています。

ですから、「この子はもう少しじっくりやり取りをしないといけないな…」と思えば、1対2の指導から1対1の指導への変更をご提案することもありますし、少し競争意識を持たせた方がいいな…と思えば、ゼミナール指導への参加をオススメすることもあります。それは単なる営業ではありません。いや、基本的に「営業」として何かをご提案することはありません。あくまでその子の「成果」と「成長」のためのご提案をするのです。これも「個別」へのこだわりであると言えるでしょう。

どんな指導形式であれ、我々は「生徒一人一人」について考えます。もちろん非常に面倒かつ大変な作業であるのですが、それをやるからこそ好結果が出せるのでしょうし、「伸びる塾」というご評価を頂けるようになったのだと思います。我々はこれからも「個別」へのこだわりを続けていきます。