講習もココまで来るとだいぶ先が見えてきます。生徒は2〜3授業で帰っていきますが、労働基準法の適用が無い私達はほぼ12時間労働。トホホ…

さて、講習。

皆さんはどのような意義をお感じですか?

「休み中だからダレないようにしなきゃ…」
「学校が無いから塾に行かせている…」

そんなネガティヴな理由で行かせているとすれば、それはなかなか有意義なものにはなりません。また、講習の意義をきちんと理解していなければ、成績向上も見込めません。

またこういう理由ですと、「別に行かせなくてもいいや…」という選択が生まれてきてしまいます。困ったものです…

塾というものを利用する場合、特に、学習に遅れを感じているお子さんが塾で対策をする場合、講習こそ行かせなければ真の学力向上は見込めないことをご存知ですか?

どんな塾でも、通常授業(1学期・2学期・3学期)の授業中に思い切った復習をすることは不可能です。なぜなら、学校の授業が進んでいるからです。学校が進んでいるのに、その対策をまったくやらずに復習をしているというのは、学校の成績を少しでも上げたい子どもにとってはまったくの無意味な学習に感じられてしまいます。

確かに最初まで戻って積み上げて学習することは大切なことなのですが、学校の成績を完全に無視できるわけではありません。ですから、平常授業では原則「学校進度」に合わせて授業を進め、講習やテスト終わりなどのほんのわずかなタイミングで復習を混ぜていくしかないのです。

では思い切った復習はいつするのか?といえば、それが「講習期間」であると言わざるを得ません。

(つづく)