世の中には様々な価値観を持った方がいらっしゃいます。もちろん私達もその「価値観」なるものを持った一人なのですが、これまた当然ながら、私達とは価値観が合わない方もいらっしゃいます。ですから、私達と出会い、話を聞いて、価値観が合うと思われる方は桜学舎に通っていただければいいのですが、そうでない方も当然いるというのはごく当たり前のことだと、私たちは認識しています。

 ひとつの価値基準に、「お金」「金額」「値段」というものがあります。普通に考えると、良いものは値段も高く、悪いものは値段も安い、そう考えるでしょう。つまり、値段にはそれなりの「意味」や「価値付け」があると、そう考えるのだと思います。しかし中には「ぼったくり」に近い値付けをしているものもあります。

 ただ、何でも値段が高いと「ぼったくりだ」という方もいます。私の実家がある県には、こういう物言いをする方が非常に多かったものです。値段には意味があると思うのですが、どうも単に高額なものを「ぼったくり」と言っている気がします。

 桜学舎は決して安い塾ではありません。もちろん、一般的な個別指導塾に比べると相当リーズナブルな授業料設定になっていますが、グループ黒板授業の塾に比べると当然高額な授業料でしょう。

 しかし、リーズナブルなのです。リーズナブルの語源は、「reason」、つまり「理由」です。ちゃんと理由があるのです。

 授業料が高いわけ、それは当然1:2までしか存在しない個別指導を実践しているからです。「今日は講師がいないから1:4ね」などとは言いませんし、教えられない科目を講師にやらせることもありません。当たり前のことなのですが、これをかたくなにマジメにやり続けるというのはなかなか難しいことなのだそうです。

 加えて言えば、1:3の個別指導というのは、私のようなプロでも相当しんどい授業です。物理的にも苦しいと思われます。問題をやらせて、○つけをして、チョットアドバイス程度にものでお茶を濁して終わり。それでよいなら出来ますが、少なくとも桜学舎のクオリティ評価では合格点が出せません。つまり、私達はそれではお月謝はいただけないと思っています。

 ですから、1対2までを厳守する。そうすると当然講師数はよその1.5倍必要です。私達の要望に応えられるだけの力量を持った講師を他塾より1.5倍抱えなければならないがゆえに、ある程度の授業料を頂かないと運営が出来ないのです。だから、この値段にはちゃんと理由があるのですが、なかなかそこまで考えられない方もいらっしゃるのは事実です。

 「個別って、こんなにかかるんですね…」
と言われたことがありますが、一体どれほどの授業料をお考えになっていたのか…
 「学生講師なんですよね?」
と言われても、学生講師がいない塾のほうが珍しいですよね。むしろ、お年寄りだけの塾…などの方が心配では?
 「家庭教師とどう違うんですか?」
と、ココまで来ると、もう価値観の相違どころの話じゃなくなります。

東京は様々なタイプの塾が数多く存在し、生徒・保護者とも「選ぶ」立場にあります。しかし、私は本来「塾」というのは、生徒や保護者が選ぶ権利者であると同時に、塾側も同じ権利を有していると思います。だからこそ強い信頼関係が成立するのだと思います。本音で付き合い、本当に子どものことを考える、それが桜学舎の最も根幹となる思い。

本当に価値観を分かち合える保護者・生徒との出会いを楽しみにしています。