蘇さんを思い出しました。

蘇さんは私の友人。中国系マレーシア人で、教育の仕事をしながら、ホテルも経営しています。彼は日本から持ち帰った知識を、「付加価値」という言葉で表していました。こっちで、付加価値を付けて商売にしたいと。

以前、私は蘇さんが言う「付加価値」の意味をあまり理解していなかったように思います。けれども、マレーシアに通い続けて、また、昨年行かなかったりして、なんとなく見えた部分があります。

中国人(もしくは中国系)の店の店員って、笑わないんですね。客に笑顔を見せないんです。見せたら負け…くらいに思っているのかと思うほど、とにかくニコリともしません。面倒くさそうに注文をとりに来ます。そして、それを誰も何とも感じないのです。当たり前。

ウチの近所にも中国人がやっている中華屋があります。ホイコーローがメチャクチャ美味いのですが、ほかはどうなのか(笑) そこの店員も笑いません。すげームカツクけど、ホイコーローは美味い(笑)

マレーシアでも同じです。
蘇さんはそこに日本的な新しい価値を見出していたのです。
「笑顔で接客」
「親切な対応」
そんなことが、彼の言う「付加価値」になるのでしょう。つまり、商品やサービスは普通でも、笑顔の接客や親切さ、楽しさなど、今までの「客扱い」以上のものが付いていれば、もちろん「付加価値」のあるものの方を選ぶだろうということ。旅館やホテルのサービスなんかも、日本は優れていますしね。

「付加価値」
 
それを留学で学んで来た彼を尊敬します。
今年はいつマレーシアへ行こう?