千葉ロッテマリーンズが優勝しました。お祝いのお言葉、コメント、メール、リツート、様々ありがとうございました。塾長(私)は30年以上幕張で過ごした、バリバリの幕張っ子。川崎から千葉へ移転してきた当初からマリーンズの試合を見てきました。牛島、伊良部、愛甲、小林雅、石井、平井… みんな見てきました。西村現監督や上川コーチも現役時代を見ています。そんな時代からマリンスタジアムの外野席に通いつめていました。

 移転当初は、千葉県民も「ロッテじゃなぁ…」と見に行きませんでしたが、徐々に地域に根付き、ファンを獲得して行きました。あの、バレンタイン監督が初めてチームを2位に導き、一度退任したのですが、後に再度監督に就任し、1995年の優勝を経験します。あの時は、本当にしびれました。何せ、セ・リーグの優勝チームは阪神タイガース。長年、「ロッテ対阪神の日本シリーズをマリンスタジアムで見ることが夢、でもそれはハレー彗星を見るより難しい」と公言していた私。当時のブログなどを振り返ってみると、興奮度がハンパじゃありません。

 今年は、レギュラーシーズン3位で、いや、3位に食い込む時点から1つも負けられないという崖っぷちの試合が続きました。クライマックスシリーズで西武に連勝。その後ソフトバンクに4勝して、日本シリーズ進出。かなり話題になったシリーズ最長試合(引き分け)を挟み、4勝2敗で日本一に輝きました。

 捕手・里崎選手が、西武とのクライマックスシリーズが終わった後にこう言いました。「史上最高の下克上をお見せします」と。確かにレギュラーシーズン3位のチームが日本シリーズに出場し、日本一になるというのはおかしな話です。しかし、これがまさに「下克上」 どこかの会長はまた「制度を変えろ」と言い出すかもしれませんが、ルール上正当な形で勝ち上がったのですから、マリーンズファンとしてはたまらないものがあります。「蟻が象を倒す」ような話が大好きな私としては、チームが一丸となって強敵を倒す、最後には勝利するなどという話はワクワクします。だから私はマリーンズが好きなのです。

 この『史上最高の下克上』は、本当に最高の形で完成しました。何せ日本一、優勝ですから。「中日」「ロッテ」なんて一番地味な日本シリーズだなどと揶揄され、地上波放送から見放されたなどと言われましたが、中日は12球団の中で3位の観客動員数、マリーンズは8位。けれども、西武とは年間で5万人、1試合平均600人程度しか変わらない動員です。しかも、他球場に一番足を運んでいるのはマリーンズファンですから、他球団のファンが千葉まで来ないというふがいなさが原因の8位ですから、世間の認識とは大きく異なります。事実、最終戦の平均視聴率は20%超、名古屋では30%超。下克上は日本人が好きなストーリーなのかもしれませんね。

 彼らの頑張りは、そのまま桜学舎の生徒たちにも通じますし、私の教育観にも通じます。エリートの方はどうぞ大手塾さんで頑張って下さい。でも、桜学舎は普通の子が頑張るところです。普通から、頑張って上位を倒す、そんな生徒を育てたいのです。まさにそれが桜学舎のイズム。今の偏差値が低くても、ダメだと言われても、上を目指して真剣に頑張る、そんな正に「下克上」を目指しています。
今年はこの『史上最高の下克上』を桜学舎の生徒たちにも『完成』させて欲しいと思います。最初から期待されているエリートなど桜学舎にはいません。普通の子達が、先生や親、周囲の友人、そして私たちをも驚かせるほどの大逆転を見せてくれることを期待しています。そのためには、本気で頑張って欲しいし、決して負けないで欲しい… 私たちはそれを応援することしか出来ません。しかし、マリンスタジアムの外野席で飛び跳ねていたあの時と同じです。力の限り、声が枯れるまで応援し続けて行こうと思います。