他にどんなことがあってもいいでしょう。ほかに様々な出来事もあるでしょう。しかし、何をおいても自分の人生を勝手に他人に決められるほどの屈辱はありません。「オマエはこう生きろ」などと言われた日には、もうはらわたが煮えくり返ってしまいます。

 もちろん、もっと効率的な生き方や、上手な生き方もあるでしょう。不器用だと他人には言われるかもしれません。しかし、自分の人生は自分で決めたいと思いますし、決めるのが当たり前だと思います。

 今年の受験生は、そのあたりの「精神論の注入」が甘かったのかもしれません。いまだに受験校が決まらなかったり、学校見学に行っていなかったり、今頃になって受験が不可能になったりということが多々出てきました。大丈夫かよ⁉

 で、随分とお説教をしていますが、たいていは「試験場には先生も親も行ってあげられない。試験用紙と、筆記用具とオマエしかいない。点数が取れなければ、その学校には行けないってことくらい知ってるな?」

「ご両親も、学校の先生も、ましてや私たちも、オマエが志望校に行けなくても知ったことではない。大人は受験など終わっているから。志望校に行けなくて、悲しい思いをしたり、苦しい思いをしたり、嫌な気持ちで3年間も過ごすのは、ほかの誰でもないオマエだよ」

「オマエの進路は2択だなんて最悪だろ?他人に自分の人生を決められていいのか?」

「今だけじゃなく、今後大学進学や就職、結婚、マイホームなどなど、人生は選択の連続。最善の選択をするために最大限の努力をするという経験を無駄にしては、この先の人生が思いやられる」

「今できることと、やるべきことを考えて、今からでも最大限努力しろ」

そんな内容です。

 こんなこと、大人からすれば当たり前なのですが、子供たちは新鮮な気持ちで聞いているようです。つまり、今までこういうことをきちんと正面切って子供たちに言ってきた大人がほとんどいないということのようです。「そんなこと初めて言われた」という声も。

 たとえ高校受験と言えど、人生が変わってしまうほどの大きな選択なのです。ココでの選択が、人生の上限と下限を決めてしまうこともあるでしょう。そんな大きな選択であるにもかかわらず、大人たちはそれを教えてくれないことが多いようです。大人になってから修正をかけることは、とても困難が伴う作業です。

 自分の人生なのです。
 自分が納得のいく選択をするにはどうすればいいかをよく考え、分からなければ相談して下さい。

 「It's My Life!」

なのですから!