「小学生のうちはノビノビとさせてやりたい」という親御さんも見かけますが、残念ながら成功しているケースがあまりありません。何も受験勉強をさせろと言っているわけではありません。しかしながら、あくまで全体的な傾向として、小学生のうちに受験(公立中高一貫なども含めて)勉強を、詰め込みではなく、ちゃんと諭しながら経験させている子は、中高での「学習力」に大きな差がついてしまいます。

「中学生になったらもう少ししっかりするだろう」「受験生になったら頑張るだろう」などと言うのは、かなり残念な希望的観測です。現実問題、公立の中学校(中学生)の生活の8割は「部活動」です。これが日本の教育の圧倒的に問題点だとは思うのですが、まぁそれはさておき、現実は部活三昧です。高校になってそれを自ら辞める子もいますが、中学同様部活しか記憶の無い高校生活を送ってくる子も多数います。要は、中高がユルユルなのです。

小学校時代に勉強した記憶がある子は、中高でも「勉強の仕方」が分かっていますから、おかしな成績を取ることがありません。取ったとしても、それは一次的なものですからあまり心配すべきことではありません。黙って信じていれば、いつの間にか勉強して成績を回復させる子が殆どです。受験ではなくとも、みっちり絞られた経験がある子、根つめた勉強の経験をしている子が非常に強いのです。

そして、「勉強は甘くない」「やるべきことをしないとしっぺ返しを食う」ということをアタマではなく「体で」分かっている子は、中学以降、多少の失敗があっても、「オマエはバカじゃないから、分かってるよな」的信頼を寄せてあげることが出来ます。少なくとも、私自身が両親や中高の先生方にこのような信頼をされていたことによって、何度かの失敗も自分で回復させることが出来たという経験があります。

私は中学受験を経験しているわけではありませんが、高校教員の家庭に育ちましたので、小学校時代にはそういう意味では厳しく育てられています。今思えば、最も「勉強勉強」と言われたのは小学時代でした。高校時代など、親に見せていない成績表すらありますから、ユルユル。父母の教育は、ツボは押さえていたのでしょう。随分と親不孝をしてきましたが、それでも大きく道を外さなかったのは、小学校時代に厳しく躾けられたおかげなのかもしれません。

中高生になると、もう自我が目覚めます。自我が目覚めるということは親離れが始まるということです。特に女子が顕著。親離れの最中は親の言うことなど聞くわけがありません。ご自分の中高生時代を思い出してください。正論でも、親に言われると腹立たしくて、無意味に反抗していたではありませんか(笑) この時期は、他人の言うことしか信用しないのが特徴です。この時期にどんな他人と付き合うかもかなり重要なのですが、それ以前、とにかく小学校時代の学習歴がその後の運命を決定づけると言っても、決して過言ではないと、最近は強く強く感じます。

そんなことから、桜学舎では意識して小学生に厳しく学習指導をしています。難しい内容をやるということではなく、きちんとやらせるということ。あいまいなことを許さず、スルーしたり、逃げたりさせないということです。まだ小学生のうちならしっかり躾けられます。
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「さくらのまなびやNeo」
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