桜学舎は講師の先生の採用を積極的に続けています。生徒が増えているからという事情もあるのですが、先々を考えて早めの対応をしているからです。

 また、なるべく生徒に合った先生をあててあげたいと考えると、どうしても講師数が必要になってきます。
 例えば、数学の授業があったとしますが、数学が出来るからと言って、A講師に当てておけばいい… というような大手塾のようなやり方は桜学舎では出来ません。確かにA講師は数学が得意ですが、その子が大人しい子であった場合、元気のいいA講師より、おっとりした女性のB講師の方が合ったりします。甘えてしまう子だったらば逆。元気のいいA講師に当てたいと思います。

 そう、個々の性格や相性まで考えてしまうと、先生は沢山いないと困るのです。現在我々も含め、先生として在籍している講師は20名。桜学舎にはこんなに先生がいるんですよ。

 さて、講師の採用を続けていると、様々な方に出会います。学生さんが多いことは事実ですが、それ以外に社会人や大学院生、就職浪人中の方など、様々な方が応募していらっしゃいます。

 以前、ご紹介を頂いた方の中に、中国人の方がいらっしゃいました。東大へ留学している学生さん。日本語は堪能です。ちょっと喋ったくらいでは中国人だとは分からないくらいです。もちろん、話しただけで頭の良さがすぐ分かりました。すごいエリートになるのだろうとも思いました。

 しかし、日本の教育プログラムをどこまで理解できるか、また定期テストで点を取ったり、日本の部活動中心の中高生活を理解できるか… こういうところが不安で、残念ながら採用に至らなかったことがあります。残念だったのですが。

 その彼が、「どの科目まで教えることが出来ますか?」という私の質問に、こう答えました。
 「東大に受かっていますから、日本語以外は教えられないということはないと思います」
 この自信。しかも海外ですよ?
 「東大の問題は、ちょっと簡単というか…」
 へ?
 そ、そーなの?
 「中国では、午後授業が終わったら、学生たちは夜の8時〜9時まで学校に残って勉強をして行きます。予備校などはあまり無いので、学校で遅くまで毎日勉強しています」
 そ、そうか…
 えーっとね、日本の学生は、授業が終わると体育館で夜遅くまで部活三昧。もしくは帰宅部はフラフラ町を歩いて遊んで、帰宅したら寝るかゲーム?(笑)
なんて、ちょっと卑屈な話をした覚えがあります。

 確か、韓国もものすごく勉強させるんですよね。今はフィリピンに語学学校を多数作って、韓国人学生がフィリピン留学していると聞きました。大学を出ても職が無いフィリピンでは、優秀な人材が国内に埋もれているのだとか。韓国企業が雇用を創出し、韓国人の学生は安価で質のいい英語教育を受けられる。まさに一石二鳥なのだとか。

 私の知っているところでは、シンガポールの受験社会。淡路島程度の国土しかないシンガポールは、資源も自然も何もないので、頭脳のみが勝負。よって、日本の3倍とも10倍とも言われる受験社会で、学生は海外留学が当たり前。バイリンガルなど自慢にもならず、トリリンガルが標準くらい。お隣マレーシアも徐々にその影響は受けており、私の親友のマレーシア人は、英語、中国語、マレー語、そして日本語堪能。

 これじゃ日本は負けちゃうなぁ…と思います。
 どうなんでしょう。
 ハッキリとは言えないのかもしれませんが、中国人の彼と話をして、ちょっと背中がゾクっとしたのは事実です。
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