実名を書くといろいろと問題がありますから(笑)書きません。
ですが、ここ連日様々な学校に出向き、様々な学校の先生においで頂き、とにかく数多くの先生方とお会いして、学校の中身を見たり聞いたりしました。

行ったことがある学校の説明会は、受験者がいないと失礼しています。受験する可能性が高い学校は、当然現在受験生がいなくても行く場合がありますが、基本的に「行ったことがない学校」というのを一つ一つツブしています。新校舎になったり、新体制になったりした場合もお邪魔するように心がけています。

さて、その中で少し思ったこと。
表題の通りに捉えると、何だか経営者の勉強会みたいなタイトルですが、そうではなくて(もちろんその意味もありますが)、学校経営というものの難しさと、経営・運営のビジョンの大切さを痛感することになったということなんです。

Aという学校を見に行きました。
近年生徒減に苦しんでいます。データを見て気付いたのですが、桜学舎よりもだいぶ生徒が少ないのです。しかも6学年で。驚きです。会社なら倒産です。完璧に。学校とは、こんな赤字垂れ流しでもやっていけるのだと思いました。が、皆危機感があまり感じられません。こちらが不安になりました。

ここでの印象。
「この学校に経営者がいない」

現場は地道に頑張っているような気がします。生徒思いの先生が多いでしょう。しかし、全体を俯瞰して生徒増を考え、営業を実践していく、また外部に出て勉強してくるような「経営者」が存在していないのです。何をしたいのか、どういう方向に進みたいのか、どんな学校経営を目指すのか。そういうものが見えてこないし、誰も言わないのです。こまったものです。

学校というのは、経営が大事です。
しかし、会社のように、売り上げたとか営業成績だとかが判断材料にはなりにくいものですし、そういうことで成長する団体ではありません。むしろ商業的だと嫌われます。だからこそ、学校の「経営者」とは、「教育理念の実践者」であるべきです。どんな子を育てたいのか、どんな学校にしたいのか、具体策はどうするのか。こういう「理念型経営」が必要なのでしょう。しかし、それが出来ていないわけです。

Bという学校は、現在の校長先生が就任されてから大幅に生徒の質も上がり、進学実績もうなぎ上り、人気もあり、入試は倍率が出ます。今年からは一般のクラスを1つにして、その分レベルアップを図るのだとか。着実に地位を築きつつあります。経営手腕というか、理念が浸透したいい例ですね。

Cという学校は、以前は誰でも入れる学校でした。偏差値も無きに等しく、定員も満たさない状況。
ところが、都立進学校から来た校長先生が、都立進学校をよく知る先生方を集め、大きく変わろうとしてるようです。実際、英語のテスト成績などは、ベネッセのテスト結果で東京の日大三高を抜いています。こちらもうなぎ上り。スゴイなぁ…と思われることが多々。

是非はともかく、うまくいっている学校はビジョンがはっきりしています。受験なのか、何なのか。コース分けなどというのは実に分かりやすいのですね。分かりやすく学校がやりたいことを伝えられているのだと思います。だから生徒が集まるのでしょう。

面白い試みも沢山していますので、一時期の「品女」を彷彿とさせます。品女も私たちの時代は… ねぇ?(笑) Cは大化けする可能性が高いと思います。

この学校はどこへ行くのだろう?
そんなことが分からない学校には入れられません。
そう思いました。
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