最近、お子さんとお買い物に行きましたでしょうか? 学年が上がってくると、親と一緒に近所で行動しているなどというのは恥ずかしいので、一緒にお買いものなんてことにはならないのかもしれませんが、日常生活の中で経験的に、体感的に学習したことというのは、お子さんのその後の「常識」形成に大きな影響力を持ちます。

是非、お子さんとスーパーマーケットに出かけてください。
牛乳をパックで買いますよね?  1000mlのパックだと思いますが、これが1ℓであることを体感的に知っている子ですと、算数の単位換算や体積の問題の時にだいたいのイメージを持つことが出来ます。変な数字が出てくれば、「おかしいぞ!」という判断もできます。逆に、いつまでもこういうことが出来ない子は、よく聞いてみると生活の中で学ぶものが非常に少ないのです。

タイムセールで2割引きになっているお肉。2割引きだと、いくらになるのだろうか? というのも算数の問題。
メロ(ギンダラ)などは「チリ産」とあり、「チリってどこ?」というのは社会の勉強。原産地を見ると、魚は結構輸入に頼っていることがわかりますが、これも社会科。 野菜の産地なども重要ですね。

葉を観察したり、動物の肉の部位などは理科。 カートの利用方法や便利グッズのしくみなども、へーってことが多くあります。

また、旬のものをみることで、季節感を学べます。栗や梨は秋の食べ物。これからミカンやリンゴが出てきますね。

スーパーまでどれくらい歩くのかという「距離感」をつかむことも勉強。距離の問題は算数でも頻出ですよね。買ってきた材料でお料理でもすれば、数量の勉強はかなりできますし、目盛などを読む習慣にもなります。

受験生、非受験生ともに、しっかりお手伝いをさせて、体感的に学習をさせましょう。
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「さくらのまなびやNeo」
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