大変個人的なことなのですが、私、新しいお家に引っ越します。
しかし、なかなかそれが上手く行きません(笑)
要は、業者とモメているんですね。それは、私が納得の行く施工をしてもらえないからです。

私は、当たり前のことを当たり前にしてほしい、ただそれだけなんです。
床のシートを皺無くキレイに貼ってほしい。贅沢でしょうか。
棚のビスをちゃんと規定本数欲しい。ダメでしょうか。
ワックスをムラなく塗ってほしい。うるさいクレーマーでしょうか?
数え上げたらきりがないのですが、これって当たり前の要求だと思うのですが、どうでしょうかね。

で、そのようなことを言ったら、施工業者さんに、
「いやぁ、これ、ハケとか使ってやるんで、難しいんですよねー」
と言われて、かなりカチンと来てしまったのです。私、悪いですかね?(笑)

まぁ、大人の対応をして、言うべきことは言い、やり直してもらったりしていますが、なかなか一度でスパっと行かないところに苛立ちを感じていたりもします。夏期講習で忙しい時だというのに…

で、これは私たちにも言えることだと振り返って反省もしました。
塾という業界は、生徒に勉強させることで対価を頂いているのもかかわらず、結果が出ないことは「生徒のせい」としてしまう不思議なところです。もちろん、それが真実なのは重々承知ですし、生徒にもそう指導していますが、どこかで「それじゃいかんだろ」という意識もあります。「オマエが言うな」的なところも(笑)

成績を上げてほしい、そういうつもりで塾に来ているわけですから、そのご期待には最大限こたえねばいけないと思いますし、当たり前にやらねばならないことを当たり前にやるということが大切なんだと思います。宿題をやらせる、集中して勉強させる、成績を上げる。施工業者ではありませんが、「難しい」作業です。しかし、それを「難しいんですよね」「出来ないんですよねー」じゃ商売になりませんから、そこを頑張るわけです。

当たり前のことを当たり前にする。
最も難しいことですが、これを桜学舎は大事にしていこうと改めて思いました。