このところ宿題をきちんとやらずに叱られる子が多くいます。
 お陰様で生徒は年々増えており、今のところ安定して教室運営が出来ていますが、「生徒が増えたら質が落ちた」などと言われるのが一番私達の嫌うところ。ゆえに、生徒が多くても、個々の宿題の履行率や、「クオリティ」をチェックしています。

 大抵の塾は、宿題をやってあるかやってないか、また宿題の〇の数が多いか少ないかはチェックしていると思いますが、「クオリティ」までチェックしているかは大いなる疑問。桜学舎はそこを最も重要視しています。

 クオリティ。
 つまり、じっくり時間をかけてやっているか、一生懸命考えた跡があるか、全力でやっているか… そういうところです。いわゆる「やっつけ仕事」で宿題を「こなし」てきても、クオリティの低さで我々からチェックが入ります。当然、居残りやお説教があるのです。

 先日も、どうも面倒な記述問題をすっ飛ばして、記号問題ばかりやり、「分からなかった」で済ませようとしている子がいましたので、こってりお説教してやらせました。やらせれば出来るのですね。やらないだけ、面倒がっているだけなのです。これじゃ力がつきません。

 よくいるのは、塾に来る前日に宿題をやる子。月曜日に出された宿題を、日曜まで放置して、前日にやる。当然、日曜日に体調不良だと、宿題は丸抜けということになります。
 では、宿題はどうやるべきか。
 理想は、6分割して毎日少しずつやることです。もちろん、完全には出来ない場合もあるでしょうから、そういう場合は、6分の幾つかずつにして、3日くらいで片付けてもいいでしょう。少なくとも、1日で6分の6をやらないことです。

 最悪なのは、塾に来る直前に宿題をやっている子。
 これはつまり、月曜日に出された宿題を、翌週月曜日にやっているので、週に1回しか勉強しないということになります。そんなんで成績上がったら奇跡だと思いますよね。

 そもそも、我々も1週間分の宿題を出しているわけです。
 1週間分ですから、桜学舎の宿題は結構な量です。他の様子を聞くと、半ページとか、1ページなんて宿題が多いようですが、桜学舎は平均3ページ、受験生は6ページ近い宿題を出します。つまり、1日1ページ。それを直前で何とかしようというのがそもそもの間違い。

 しかし、宿題をやらなければ成績は絶対に上がりません。以前学校では、「宿題は、やったらエライ。やらなくてもいい」と教えていた時期がありました。これが体にしみこんでいる子は、とにかくやりません。ワガママ。これを矯正するのにちょっと時間がかかる子もいます。しかし、家で勉強したら、急激に成績が上がる子が続出です。やはり、自分の力で問題にあたるということが力を伸ばすのです。

 私達は、受験テクニックや、いかにして学校に潜り込むかを教えようとしているのではありません。むしろそれらを排除し、勉強の「本質」を教えたいのです。こういうふうに学べばいいのか… それを分かって欲しいのです。そういう「本質」を。宿題しかり、提出課題しかりです。あれこれ悩んでほしい。しっかり考え、格闘して欲しいのです。

 宿題、全力でやってください。必ず希望が見えてきます。