44  お陰様で、今年の桜学舎は躍起になって生徒募集をしていませんが、かなり多くの生徒さん・親御さんに選んで頂けています。かるがもコースの体験学習・募集は継続中ですよ。よろしくお願いします!(笑)

 昨年の最多生徒数の時と比較した「回復率」は本日現在91%。もう少しで昨年度のMAXの数字に戻ります。本当にビックリ。中3や高3、小6受験生が卒業してなおかつこの数字なので、本当にありがたい限りです。とにかく生徒がやめなかったり、他塾から移って来たり、カムバックしてきたり、そんなことが多かったのです。

もちろん、いくら大所帯になって来ても、私達は生徒一人一人を「愛情」ある目で見守っています。

そういえば先日、入会面談をしている脇に、なかなか帰らない小4の女の子が私にまとわりついてきていました。
「○○、お話し中だから今はダメだよ、奥に行ってなさい」
と注意しました。
しばらくして、話の流れから、「ああいう風になかなか帰らない生徒もいます」と説明すると、

「え? 先生のお子さんじゃないんですか?」
とびっくりされました。
翌日、すぐ入会手続きに来て頂いたのですが、その際、副塾長にもその話をしたそうで、生徒を我が子のように扱うのがとても印象的だったと言って頂きました。だから入会を即決めてくれたのかしら?(笑)

昔はもっと合理的なものに憧れました。
しかし、違うのかもなぁ…と最近思います。
特に東京に来てからは。都会の子は、便利で、何でもあって、裕福かもしれないけれど、「愛」が足りてない気がします。生意気なようですが、それは町全体の愛というか、大人の目というか、そんな感じの「愛」です。子どもは親の愛だけで育つわけじゃないんだなぁ…と非常に感じます。

私は親でも親戚でもありません。
でも、生徒も、スタッフも。
私は愛していこうと思ってます。
これが本物の塾教育だと私は信じています。そもそも塾は、「私教育」ですからね。
受験のためだけの塾なら、他所へ行って下さい。
桜学舎は受験はもちろんなのですが、私達の教育理念・考え方に沿った子を育てることを目標とした「私教育」の場。ゆえに、代わりとなる「ほかの塾」はありません。ウチと比べて近い塾・安い塾へ行く理由はありません。桜学舎に来る理由、桜学舎でなければならない理由があるのです。それは私達も、そして生徒達もでしょう。

桜学舎には今年も千葉や埼玉など電車に乗って遠方から通ってくれている子がいます。
自転車で時間をかけて通って来てくれる子、都バスやめぐりんに乗って通って来てくれる子がいます。
有難いことです。
いくら人数が増えても、私達がやるのは同じことです。
愛情を持って、我が子のように生徒を育てる。
「教える」だけじゃなくて「育てる」のが「教育」。

頑張ります!