544960_371292752983363_1483388382_n本というのは、「積ん読」しなきゃダメです。
読書経験に乏しい人は、「1冊読んだらもう1冊買う」という常識的な考えを持っています。一見正しいのですが、これは間違い。欲しい本はすぐに買わなきゃダメです。なぜなら、すぐ
「絶版」になる可能性があるからです。特に最近は回転が速いので、あっという間に入手困難になります。

読書も、同時に何冊も読み進めているのが正解。やはり1冊終わったら…というのは、「ああ、本を読んだことが無いんだな…」と思います。だから、「今読んでる本」が複数冊ある人が、「ああ、読書人だな」と思える人です。

本を最後まで読まなきゃいけないという強迫観念も問題。つまらない本はですね、本が悪いのです。だから、とっとと読むのをやめて、他の本を読んだ方がいいのです。でも、我慢して最後まで読み、読書嫌いになる… 最悪の展開です(笑) つまらん本は、本が悪い! とっととBOOK OFFなのです(笑)

さて、創元社から出ている、コナンドイルの「失われた世界」(The Lost World)は、例の映画の元となった作品です。何かのきっかけで知って読んだのですが、夢中になりました。

読みたくて探したときはほぼ絶版状態で、都内の書店を探し回り、やっと日本橋丸善で1冊だけみつけたのが左の方。それこそ本当にご飯も後回しで夢中になって読んだ記憶があります。

以来、手に入らないものだと思っていました。妻に貸すときは、「絶対に失くさないでね」と念を押したくらい。大事にしていた本ですが、ふと先日ネットで検索したら、何と!再発されていました! 装丁がちょっと変わっていましたが、中身は一緒。これで心置きなく桜学舎文庫へ入れられます。

古い作品ですが、男子にはオススメですね。次回の通信ネタはこれかなぁ…