02最終日も早朝学習も、朝ご飯も同じ時間。
しかし、流石に元気はありません。

高校生はどうやら完徹をした様子。
担当の教務主任がクタバってました(笑) 高校生の方は結構元気だったのですが…

中学生も本当に眠そう。
小学生はフラフラしてる子がいました。
実は私も。4時間を切った睡眠時間は、正直この歳にはこたえます。最終日はかなり朝ご飯を「ごめんなさい」してしまいました…

中にはモリモリ食べている子もいて、流石に若いなぁ…と感心したり。
1名、発熱した子がいましたが、少し寝てすぐ熱は下がった様子。ちょっとドキドキでした。

さて。
9時から最終テストを行い、10時には閉会式。
担当の講師からお話をしてもらい、最後には塾長が出てまいります。

合宿最後の話は、毎年同じ。初めて聞く子は、かなり印象深く思ってくれるのではないかと思うのですが、まず「意外に出来ない自分に気づけ」と話します。何のために高原までやってきて、何のために睡眠時間を削って、体をいためつけて、こんなことをするのか… それは、「こんなに無理しても、たったこれだけのことしか出来ない…」ということを身を持って知って欲しいからです。

だいたい勉強に対して重い腰が上がらない子は、「やる時になったらやる」「いつかやる」「そのうち何とかなる」そう思っているからこそ重い腰が上がらないのですが、実際にどうにもならなくなって、徹夜してみたり短期でガッとやろうとして見ても、この程度しか出来ないし、効率も悪いのです。要は、「いつかやる」は「一生やらない」であり、「そのうち何とかなる」は、「いつまでもどうにもならない」のであります。

「間に合わないよ?」
「所詮、この程度しか出来ないよ?」
これを体で覚えてほしいのです。だからこう言いました。
「今朝の体調不良をしっかり覚えておけよ!」
と。

そしてもう一つ、「意外に出来る自分に気づけ」ということ。
数時間勉強しちゃ、
「疲れた」
「無理だ」
「死ぬ」
などと言う子が多々いましたが、疲れたけど、無理じゃなかったし死にもしなかった… 結局、出来るんじゃん!そういうことを気付いて欲しいわけです。面倒だったり体力的にキツかったりすると、
「無理なんだ」
「やってもできないはずだ」
と自分から言い訳を考えてしまう人は多いものです。しかし、その能力自体はあるはずなのですから、やってないだけ。四の五の言わないで、まず、やりゃいいんだよ。そういうことです。意外に出来る。自分の力をしっかり信じなさいという話をしました。

合宿中に撮りためた写真を編集し、スライド化して見せ、合宿の振り返りをしたところで、作文タイムに突入。少々気持ち高ぶったところで作文を書いてもらいました。思いのほか大量の文章が集まる傾向にありますので、少なからず気持ちに影響が出るのではないかと思います。

なお、この作文集は、参加者はPDF化してDVD-Rで写真と共に配布する予定です。
氏名を除いたバージョンは合宿の作文として冊子にして配布します。お楽しみにどうぞ。