よく聞かれる中学受験について。その2です。

習い事などはやめたほうがいいのか?
このご質問はよく受けます。結論としては「やめなくて結構ですが、勉強に支障が出ないように」というところでしょうか。習い事の発表会やら練習やらで、年がら年中振替をしている子も中にはいますが、こういう子は勉強に集中できずに、所期の目標を達成できないことが多々あります。そこはやはり小学生。キャパシティに限界があります。

キャパの限界と言えば、習い事を詰め込みすぎている子もあまり良い結果は出ていないようです。毎日何かしらの習い事があり、下手をすると1日〜2日はダブルヘッダーで習い事をはしごするという子も珍しくはありません。しかし、これはいくらなんでも限界。子どもも「蓄積疲労」が溜まります。低学年のうちにこういう詰め込み方をすると、高学年から中学生にかけては完全に「弛緩」してしまうことが多くあります。ビックリするほどダラけてみたり無気力になったり… 「詰め込み過ぎ」には是非ご注意を。強弱はとても重要です。受験勉強の際は、そうじゃなくても予定の「詰め込み」が発生しますから…

受験勉強の合間の楽しみ、息抜き、リラックスタイムになるような習い事、特技として伸ばしていきたいような習い事を1つ2つやっていたところで、受験勉強には影響はないでしょう。むしろ気分転換になりますから、さらなる
学習の効率化にも役立ちます。そんなご理解を頂いたら良いのではないでしょうか。

1日にどれくらい勉強したらいいのか?

これもよく聞かれますね。
大手塾で最上位を目指す子は、「学年プラス1時間」と言われるのだそうです。5年生は6時間、6年生は7時間。しかし、果たしてそんなに勉強できるものでしょうか? まぁ、やっているのでしょうから、開成や桜蔭なんかに受かっていくのでしょうね。でも、桜学舎ではそこまでの受験は目指しませんので、つまりは大手塾に通うお母様方の井戸端会議で話題になる「基準」はアテになりません。

私はよく、本と楽器を見るために御茶ノ水に出かけます。御茶ノ水は高校生の頃から通う大好きな街。書店を巡り、楽器店を物色して、CD店を探索した後は喫茶店で一休み。至福です(笑)

そんな折に、週末・時間帯によっては、近隣大手塾に子どもを通わせるお母様方の一団と巡り合わせることがありますが、漏れ聞こえてくる話が、塾の先生のお話ドップリであることが多くて、「本当に信者なんだなぁ…」と感心します。顧客の信者化が上手いがゆえに大きくなったのだろうなぁと、わが身を反省するばかりなのですが(笑)、やはりかなり上位層向けの物言いが「スタンダード」になっているのは否めません。

小6で1日7時間…
桜学舎の子もそれくらいやってくれたら、開成や桜蔭がバンバン出るんだと思います(笑)
でも、普通の小学生は出来ません。7時間なんて、4時に帰宅した小学生が何時までやればよいのでしょう? 朝やるにしても、何時に起きればいいのでしょう?

桜学舎の子は、平日3時間、休日6時間を目途に頑張って欲しいと思っています。これはあくまで思っていること。これだけ出来たら、恐らく桜学舎で求める学習は全てこなせるはずです。いや、お釣りがくるはずです。ゆえに、習い事だって遊びだって、十分出来るのです。

最初は何時間勉強したからエライという話にしていきますが、徐々に「さっさと終わらせて遊ぼう」という方向に持って行きます。勉強は時間ではなく、ノルマをこなしているか、出来るようになっているかで判断すべきだと思うからです。ちゃんと自力でこなしていれば、一応は「よし」とします。裏返せば、桜学舎では「やるべきこと」を「やってない」と非常に叱られます。

「サボる」「誤魔化す」「嘘をつく」は、桜学舎のタブー。発覚すると私には腰が抜けるほど叱られます。
一生懸命やったのに出来なかった…というのは、全然怒られません。

中学に行ってからも困らないように、「勉強するのは当たり前」「苦じゃない」という「学習習慣」をきちんと付けること、中学受験の勉強を一通りはして、一応の実力はつけてきたという、「やるべきことをきちんとやる」という習慣づけ、これが桜学舎の受験勉強の基本です。