ある大手の個別指導塾は、振替授業をやめたのだそうです。
欠席は欠席。振替授業設定は無いのだそうです。
個別指導の塾にしては珍しいですね。
お話をお聞きした時に、担当の方はこうおっしゃいました。

「だって、振替しても成績上がらないじゃないですか…」(笑)

うーん。
まぁ、徹底してるなぁと思います。成績が上がらないから振替はしない。
合理的っちゃ合理的。そういうデータをお持ちなんでしょうね。

でも、皆さんは振替した方がいいと思いますとも言われました。
面白いことをおっしゃいましたよ。

振替のハードユーザーは、生徒全体の約2割に過ぎないのだとか。
ああ、これは桜学舎でも当てはまりますね。振替をほとんどしない子が大半で、風邪や忌引きなどで休む際に「振り替えますね」と言うと、申し訳なさそうに「ありがとうございます」とおっしゃいます。制度ですからそんなに恐縮して頂くことでもないのですが、普段振替をほとんどしないので、こういうことになるのでしょうね。8割と言われると、もうチョイ少ないかな?とは思いますが、桜学舎でも7割ほどのお子さんは振替の経験がないと思います。

で、この振替制度をやめると、1割の生徒が退塾してしまうのだそうです。その塾でも一時的に1割減を経験したとか。「不便になった」「便宜を図ってもらえなくなった」「改悪だ」と言われ、他の塾へ移られる方もいたそうです。たしかに、そう思う方もいらっしゃるでしょうね。

ところが面白いことに、残りの1割はちゃんと来るようになるのだそうです(笑)
振替が出来ないということになれば、ちゃんと来る…
いかにユルいルールで振替が行われていたのかが分かる話ですね。
2割の振替ハードユーザーがすべて退塾するのではなく、半分はちゃんと来るようになるというデータを持っていらっしゃるのだとか。ふぅん…

桜学舎も致し方ない理由で休む際の便宜を図るために振替制度を運用していますが、生徒からの申し出に対して、「何で?」「何があるの?」というツッコミがあるので、そう簡単には振替させてもらえないことを生徒達は分かっています。当日欠席は振替できないというルールも熟知しています。それほどユルくはしないで、今後も振替制度を運用していこうとは思っていますが、安易な振替は防止しようとも思っています。ご家庭でもご理解とご協力を頂けるとありがたく思います。

ちなみに、かつてのデータを拾うと、やはり振替ハードユーザーは成績が良くないという結果が出てきます。「あいつ、今月マトモに来てないなぁ…」なんて子は、やはりリズムもメチャクチャ、優先順位もメチャクチャ、時間管理も生活管理もメチャクチャなんですね。だから場当たり的に振替を繰り返していく… これじゃダメです。ですから、少なくとも親御さんの管理下の振替はともかく、子どもの安易な振替にはチェックを一度入れていこうと思っています。