進学先を選ぶ時期になってくると、やはり「都立か私立か」という問題が出てきます。
私立だと経済的に厳しい…というご家庭も出てきますから、私たちも一概にこっちがいい、あっちがいいとは言えないこともあります。

ところが、あまり知られていないこと(というより、忘れていたり、実情を知らなかったり)ですが、現在の制度では、私立高校は以前の都立高校並みの授業料で通うことが出来ます。

例の、国の就学支援金というやつです。
民主党政権は、これだけはGJでしたね(笑)

これに加え、東京の私立に通う東京都内在住の生徒には、都の就学支援金が家庭の収入に応じて支給されるます。国の支援金で都立高校は事実上無料。現在は確か月謝徴収は行っていませんね? こういう時代なんです。私立も、世帯収入によりますが、以前の都立高校進学とさして変わらぬ額で私立に通えることになります。ですから、大きくかかるのは入学金と、制服などの準備金だけです。

ただし、都の支援金等は毎年申請を忘れるともらえなくなります。春に学校側から案内が渡されますから、必ず申請をお忘れなく。夏休み前あたりが申請期間だったかと思いますが、学校へご確認を。年間で計算すると、かなり安い授業料となりますので、高校に入ってからも塾に通えますよ!(笑)


ただし、一度払った授業料が2学期に返金されるてくるという還付型の支援金ですので、毎月ガバガバとお金をくれるわけではないのでご注意ください。でも、月額2万円以下で私立に通える場合もあるんですね… そう考えると、都立のメリットのかなり大きな部分が「差」にならなくなってしまいますよね?

制度ですから、しっかり活用してお子さんの未来に役立てて頂きたいと思います。
詳しくは学校へお問い合わせを。または、

【高校生等への修学支援】文部科学省
http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/mushouka/

【高等学校等就学支援金】東京都生活文化局
http://www.seikatubunka.metro.tokyo.jp/shigaku/shienkin/index0.htm

でご確認ください!