勉強内容に興味を持つことが重要だと先日書きました。
「でも、勉強内容に興味はないんですよね…」
という人も中にはいます。
特に、最近特進クラスを作って、ガリガリ勉強させているような学校の生徒の中には、こういう子が時々混ざっています。あんまり良くないなぁと思うのです。

興味あるものが無いというのは、学習の本質をつかめていない証拠です。
本来、勉強は「大学に受かる」「推薦受験の権利を取る」というような実用的なものではなかったはず。知らないことを知るという楽しさ、素晴らしさを伝えるべきものだったはずですし、「こんなことが出来るのか!」という感動をもたらすものだったはず。

ただただ知識を詰め込むだけが勉強だという意識を「学習塾が持たせている」という誤解も、どうやら世間にはあるようですが、実は現代の学習塾は、一部の成果主義の進学塾を除いては、ほとんどの塾が「興味」「関心」を育てねば成績が伸びないことを理解しており、以下に授業を興味深く進めるかに心血を注いでいます。ですから、こういう詰め込み学習の元凶が塾にあると思われるのは心外な塾長は多いものです。

しかしながら、大手塾の一部ではまだまだ「暗記暗記」で進めるところもあるのでしょうね。先日も、ある保護者が、「子どもがブロイラー状態になる」といって大手塾を辞めて桜学舎へおいでになりました。それは「フォアグラ状態」と言ってもいいのかもしれません。知識を「口に無理やり詰め込ん」で、「お腹パンパン」にする。それは確かにフォアグラ状態。しかし、それが本当の力になるのか、実になるのか…と言われたら、疑問を持たざるを得ません。

そういうことで成長してきたフォアグラ「学力」は、必ずや行き詰まりを見せます。同じ状況に置かれても、自ら学びとり、興味を持って、知的好奇心や向学心を身に着けることが出来る子は、その後も良い成果をもたらすことが出来ますが、そうではない子も多いはず。いや、むしろそんなことが出来るのは、よほど優秀な一握りの子なのではないかと思います。

元々優秀ではない塾長は、普通の子の気持ちや、普通の子の成長過程がよーく分かります。
勉強というのは、ほとんどが「内容」ではなく、「メンタル」の部分。
自信を持って、飽きることなく、学習の「内容」にしっかり取り組んで、知的興味を持って成長をしていってほしいと思います。