先日、ライオンキングを見に行ったという記事を書きましたが、アクセス解析を見てビックリ。ダントツの人気記事になっていて、ビュー数がかなり伸びていました。

若い才能というのは、フィギュアスケートや水泳、卓球などのオリンピック競技を見ても分かるように、小さいころから開化していって青年期に大成する… そういうものなのかもしれませんし、徹底的に身体に叩き込める時期なのかもしれません。そして体力も十分あるし…

さらには、まだ純粋なので、実は見ていて「プロ意識」をしっかり持っているんですね。指導の賜物なのだと思います。だから非常に大人。理性的です。大人になってから芸を志す人間はどこかで「逃げ道」を用意していたり、打算が働いたりすることもあるのでしょうが、そこはやはり子どもですから、実に芸道に純粋。昔は芸道に勤しむ子は幼い頃から踊りや三味線を仕込まれたものです。芸の道は厳しいのですが、若い才能を生かす「王道」なのかもしれません。

さて、そんな中。
いわゆる「アイドル」と呼ばれる子達も、いよいよ供給過多・飽和状態に入ってきて、何かしら特徴を出していかねば生き残れない時代になってきたようです。秋元氏率いる某メジャーアイドルも、五輪での出番は確実でしょうし、少しずつ入替が行われて新陳代謝が起きていますし、とにかく常に新しいことを供給することが求められる、これまた厳しい世界なのだとか。

ところが、その反面、この「アイドル文化」「オタク文化」等、アキバ系サブカルチャーが海外で非常に広まっているのだとか。アメリカのみならず、最近ではヨーロッパやアジアでも相当な広がりを見せ、日本は「文化」の面でとても世界から注目されています。

一時期、日本は工業製品などは世界標準だが、文化は認められないと言われてきましたが、それでも(ここからちょっとマニアックになりまーす!(笑))、ロックの分野では「Loudness」がその分野でのパイオニアとなり、後に日本のロック、特にハードロック・ヘヴィメタルというジャンルにおいては、徐々に日本のバンドが海外で認められるようになりました。残念ながら日本国内には某男性アイドル、そしてその時々の女性アイドル派閥がありますので、ロックの入る余地が無いようで、本物の世界標準音楽が国内では評価されないという「土壌」がありますが、海外で「Loudness」はロックファンなら知らない人はいないほどのバンドです。

さて、ここからが本題。
さー、長くなりそうですよ(笑)

つい先日、私はエライものを発見してしまいました。いや、私が知らなかっただけなのですが(笑)
アイドルと、ヘヴィメタルの融合という、すんごいものを。その名も、

「BABYMETAL」

うわ。
最初は、「メタルをバカにしやがって…」くらいにしか思わなかったのですが、その面白さに釘付け。これはメタルオヤジの心を鷲掴みです(笑) 参ったなぁ…

とにかく、演奏(というか、オケ)がゴリゴリのHMです(若干、最近のスラッシュ・デス系ですが…) 絶対に好きな奴がプロデュースしているんですよね。で、メタルオヤジ的には、「ああ、ここがあのバンドの要素だな」「そこでコレ入れるか!」「ソロ、弾き倒してるなー」「これ、ジャーマン系っぽいなー」「ニルバーナ来た?」「オルタナ系だなぁ」なんて楽しめるわけです。私も若い頃からアホみたいにメタルを聴きまくってきたので、面白くて仕方ない。

そこへ、ちょっとテクノを取り入れてみたり、最近の若いバンドのようにデス系の声を入れてみたり、それこそアイドル声も入れたり… さらには曲展開が「X JAPAN?」って思うものまで。要はですね、「いーねー」「きたきた!」という感じになるんです。聞けば、ボーカルの女の子も高校生程度、ダンスの2人は相当若いようです。

でもですね、「どうせイロものでしょ」「学芸会レベルのお遊びだ」って声も聞こえるんですが、いや、どうしてどうして。私も最近までそう思っていましたが、先日のライオンキングしかり、このアイドルしかり。いや、そこらへんの「役者目指してまーす」なんていい歳こいた連中なんかより、はるかに「プロ」です。かなりスゴイですよ。完全に場を掌握していますし、ライブなど見ると、その空間を完全に支配していますね。そのオーラとプロ意識はハンパない。

【ヘドバンギャー!!】
http://youtu.be/2IzR_ClTE8Y
これなんかも、一瞬「ヘッドバンギング」を面白がってバカにしてるんじゃないかとも、メタルファンからは怒られそうな曲ですが、オケの力の入れようでそれも黙らせるほどの勢い。

【ド・キ・ド・キ☆モーニング 】
http://youtu.be/cirhQ8iLdbw
完全に「アイドルが歌う曲」も、ここまで本気でオケを重くすると面白いです。しかもこのリフは、ギタリストは「重低音で出すと気持ちいい…」と思うでしょうね。実際のライブ映像を見ても、スゴいパフォーマンスです。ライブでは結構「クチパク」しないのが、好感を持てますね。あのパフォーマンスしながら歌う。プロ根性ありますねー。エンディングがスパッと切れるところが、オタクに媚びてなくて良いのです。半数以上のファンは、メタルの何たるかなど分かってないのではないかと思いますからね。

【イジメ、ダメ、ゼッタイ】
http://youtu.be/nDqaTXqCN-Q
これもまた、アイドルーってコンセプトですが、メタルオヤジ的には、「ちょっとPretty Maids?」とか「Halloween」なんてのも思い出してしまったりするのです。個人的には、愛するフライングVを燃やさないで欲しかったけどなぁ(笑)

【メギツネ】
http://youtu.be/cK3NMZAUKGw
和を取り入れて、重低音となると、真っ先に思い浮かぶのは、ジャパメタの雄「陰陽座」です。「陰陽座」も「黒猫」さんという女性ボーカルがものすごい力のある声を披露しています。あんなスゴいボーカルはなかなかいないでしょうね。彼らも海外で相当評価されているので、この曲は「もしや海外狙い?」なんて感じてしまいます。徐々にクオリティが上がってきているのも注目。

このほか、挙げたらキリが無いのですが、「紅月」という曲ではX系の「ジャパメタ」の臭いがしますし、完全アイドル寄りの曲も結構あったり、パフォーマンス重視の曲もあったりと、かなりバラエティに富んだ展開。きっと、作ってる方が楽しくて仕方ないのだろうなぁ…って思うのです。それにしてもスゴイ。

果たして彼女たち自身が「メタル好き」なのかは分かりませんが(笑)、少なくともオジサンたちは、可愛らしい女の子たちが、愛すべきメタルを演ってくれるというのは、ありがたやありがたや。

で、先日の武道館ワンマンのあと、発表が。
何と何と、ヨーロッパへ。
あー、やっぱり。本気なんですね、ある程度。外へ出す気があったのですね。

やはり、前述のとおり、アイドル、イコール「学芸会?」というようなクオリティ評価が広がる中、オケがこれだけのクオリティを持っていれば、そりゃそういう展開になるでしょうね。実際、既にシンガポールなどではステージに立っているようですし。この日本の「アイドル」が、世界の「アーティスト」になるかも知れないのは楽しいことですね。若い才能と言ってもいいでしょう。もちろん商業音楽ですから、裏には大人の事情が多数存在するのは分かりますが、それでも日本のパフォーマンスが世界での評価へチャレンジする… すごいことですよ。

頑張ってね。
若い才能を応援したいと思います。
オジサン達は、年に1度のライブで十分です(笑)