今、私立高校へ進学する際に、国の就学支援金のほか、東京都の就学支援金が出ます。

「月額4万、5万と学費が払うのはキツいなぁ…」

という理由から、私立高校進学を断念する方もいますが、実はこの支援金が出ますので、かなり月謝は軽減されます。都立高校は就学支援金で相殺されてしまうので、実質、授業料の徴収はしていませんものね。私立も、入学金などの一時金さえ目をつぶれば、週1回塾に来る程度の金額で通えるのが現状です。

また、「教育資金の一括贈与に係る贈与税非課税措置」というのが報じられていますが、これも意外にご存じない方が多いようですね。

http://www.mext.go.jp/component/b_menu/other/__icsFiles/afieldfile/2014/03/17/1337560_1.pdf

となっていますので、こちらもよくお調べになると節税になります。

また、祖父母からの生前贈与を上手に使われる方もいらっしゃるようですが、これは

http://www.zouyo.jp/110man.html

この制度をお使いになっているようです。年間110万円という費用は、ちょうど中学受験の6年生の1年間分の塾費用(大手塾の平均値)程度かと思います。毎年ピッタリ110万円贈与とすると「税金逃れ」とみなされるようですが、「塾代を出した」ときちんと理由が付き、金額も多少上下があると、税金逃れとは言えないようです。使い方としては上手な基礎控除の使い方ですね。毎年上手に使うと、上手に相続税も免除になるようです。


また、この消費税増税にあわせて、「子育て世帯臨時特例給付金」というのが、子供のいる家庭に配られるそうです。申告時期・方法等は、各自治体から準備が整い次第、これから告知されるようです。金額は1万円と、さほど多くはありませんが、それでも申請して1万円もらえるのですから、やらないと損なようですね。

http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kodomo/kodomo_kosodate/rinjitokurei/index.html

http://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kodomo/kodomo_kosodate/dl/kyufu_gaiyo.pdf

しかし、私達も最近、区の産業振興課などとお付き合いをして分かったことがあります。
それは、「お役所は、聞かないと教えてくれない」ということです。
向こうからわざわざお金あげるよ!と申し出てはくれないのですね。知らない人は損をする、そういう仕組みであるようです。

私達のような「事業者」が頂ける「補助金」「助成金」というものも、聞かなきゃ教えてくれませんし、聞くと結構ザクザク出てくるものです。こんなにあるんなら、早く教えてよ!と思うのですが、なかなかそうもいかないようです。

こちらも勉強ですね。