41中学入試説明会 秋 が無事終了致しました!
ご参加下さったみなさま、ありがとうございました。

とにかく保護者の皆様がご心配になることは、

「中学入試は勉強が大変なんでしょ?」
「ものすごく難しいことをやるんでしょう?」
「早いうちからガリガリやらせなきゃダメなんじゃない?」
「志望校は最初から決めなきゃ!」

ということ。
そういうのは、どこぞの雑誌や、どこぞの進学塾に煽られている情報を元に、焦ってしまっていますね。そうじゃなくても全然大丈夫です。

「模試の結果を見ると、もうダメなんじゃないか?」
とおっしゃる5年生のご父母も多いですね。確かに数字を見るとそうかも知れませんが、それを何とかするのが桜学舎の腕の見せ所ですし、そう早いうちからスイスイと成績が出るようにはそもそも指導していません。

テクニックで点数を取らせないからです!

もう一度、大事なことなので言いますね。

テクニックで点数を取らせないからです!

いつも説明会でお話することに、大きな塾で、
「国語が苦手なんですが…」
と相談してみてください、という話があります。

この答えは、ほぼ決まっています。
「テクニックで何とかなります」

え?

テクニック?

そういうことなんですかね、勉強って?
線部の前後3行程度を読んで、単語を拾って推測する。これが国語力ですか? それが必勝法ですか? 私は現在算数の担当ですが、実は本職は国語の先生。塾講師スタート時から国語を担当してきました。ですから、ここはうるさいんです。点数を取るための、正解を得るための、テクニックを学ぶために「学習」するのではないんじゃないですかね? ってことを必ずご父母に問いかけます。

大きく頷いて下さる方、だけが桜学舎のお客様になります。

尊大なようですが、これは教育哲学と言ってもいい大問題だと、私は思っています。
ゆえに、もちろん言わんとしていることを早いうちから「つかんでいる」子は、素晴らしい結果をもたらしますが、なかなかつかみきれない子もいます。だって、基礎中の基礎から、そもそもの理屈から、基本的な「作業」から、ひとつひとつ積み上げ学習をしているので、ドーピング効果は出ないのです。

ですから、5年生のうちは、結果は二の次で結構です。
でも、試験会場に行き、知らない子と席を並べて試験を受け、時間内に全力で解答して来る。
そういう経験を積んでほしいわけです。

ですから、6年4月の模試で偏差値38の子も、7月に63になったりするのです。41の子が57になったりするのです。ビックリしますが、そういうわけなのです。いいのです。つかんだところでガツンと上がるのです。

テクニックじゃない「実力」
中学受験がゴールじゃない「受験勉強」
親子で疲弊しない中学入試を目指して、桜学舎はこの受験を推進します。

ハッキリ言って、塾として、商売としては、一番「下手」です。
生徒を集めにくい方法です。
しかし、この思いはこだわりとも言えます。
自分の意に反する詭弁で生徒を集める気もないし、自分が違和感を持つ「受験屋さん」的発想は、単純に「嫌」なんです。申し訳ありませんが、私も人生、「好き嫌い」で生きてるので、自分が嫌なことはやりません。
ですから、本当に分かってくれる方が分かって下さればいいと思っています。
もちろん、わかって下さる方が増えたら嬉しいので、「布教活動」(笑)はしますが、アンチがいるのも事実でしょうし、あえてだからこそ、「インディー」の道を選んでいるわけです。

メジャーが正しいとは言い切れない。
これを信じて、桜学舎はお子さんの人生にいい影響をもたらす「中学受験」、やってよかった「中学受験」を目指します。

次回は1月頃。新入会の方を対象に、また、一度も説明会に参加したことが無い方を対象に行います。今回と重複する部分は多いので、今回ご参加下さった方は、再度のご参加は特に必要ありません(ご希望ならもちろんご参加頂けますが)

当日は皆さま、ご清聴ありがとうございました!