「ググる」という言葉が定着してしばらく経ちます。Googleで調べれば大抵のことが検索に引っかかって来て情報を得られます。

私達も最近は、「そんなの調べればわかるだろう?」と言うような質問を受けた時に、
「Google先生に教えてもらいな」
と言います。ある程度の「知識」なら、「Google先生」は何でも教えてくれますよ、本当に。

先日、ネットの記事に、その「Google先生」の活用法が掲載されていました。「英単語を一発で覚えるGoogle活用法」だというので、興味を持って見てみたところ、

「単語を画像検索する」

とありました。

なるほどね!
一発で印象に残る画像が飛び出てくることは多いもので、単語のイメージをとらえるのにはいい教材になる可能性が高いです。

近年、子どもたちの学習の「劣化」が激しくて、英単語一つとっても、英単語集にある日本語訳を「対訳」として暗記するのが「覚える」ということなんだと固く信じている子が結構な確率でいます。いや、ほとんどのケースでは、日本語訳丸暗記型の英単語学習をしています。

でも、英単語でも、古文単語でも同じですが、抽象的なイメージをつかむことが重要なんですね。イメージは「概念」と言い換えても結構です。「こういうことなんだね」という「本質」をつかめば何とでも応用が利くのです。いかなる文脈にも即して使えるのですね。本質をつかんでいないと個々のケースごとに対訳を覚える羽目になります。どうも今の受験生を見ていると、参考書や単語集に載っている単語の「意味」を、「対訳」で頭に入れる事しか知らないので、それ以外の訳で出てきた場合全然答えられないという事態に陥っていることが多いものです。

しかも、単語集には親切に語源やイメージをコラムやイラストで書いてくれているのにそれは全然読まないで、「maybe-たぶん、maybe-たぶん、maybe-たぶん、maybe-たぶん……」と覚えてくるのです。だから日本語が「きっと〜だろう」なんて書いてあると、maybeは候補から完全に外れてしまうのです。「別にmaybeを使ってもよくない?」という文脈もあるのですが、彼らの頭の中はデジタル検索されているので、まったく候補に引っかからないのです。

脳みそのGoogle化とでも言いましょうか。

先日の図書館の記事と相反するようですが、まぁこういうものは使い方次第。抽象的なイメージをとらえ、個々の具体に当てはめることが出来る能力こそが勉強の効率化であって、本質をつかんだ正しい勉強だと思うのですが、これが出来ない受験生はかなり多いものです。

このgoogleの使い方は画期的だなぁと思います。少なくとも、単語や言葉の意味を「イメージでつかむ」というのは正解です。

ただ、正しい画像が全部出てくるかどうかは定かではありません。
もちろん100%正しいわけでもないでしょう。
でも、私が幾つかの単語を引いてみたところ、かなり面白い結果が出てきて、ものすごく新鮮でした。
試してみる価値はありそうですよ。