面談期間が終わり、今は夏期講習の時間割に没頭しています。こんなにも時間割作成に時間がかかり、手間取り、難航したことはかつてありません。

思い返せば8年前、私は千葉と江戸川区で2教室、100名以上の生徒を一気に手放してお引越しをしてこの地に来ました。11年間千葉で塾を経営し、私生活上の引っ越しとはいえ、また「11年前のふりだしに戻る」と言うところからのスタートでした。本当に少ない生徒数からのスタートを切ったのです。奇しくも私が始めたころの生徒数とまったくの同数(笑)

しかし、おかげさまであのころから比べ、今年ついに生徒数は5倍を超えました。8年目で5倍。企業の成長という観点からすれば、一応「頑張ったね」程度の合格点を頂けるのかな?と思っていますが、まぁあくまで規模が規模ですからね(笑) 吹けば飛ぶような大きさですから。

しかし、生徒が30だとか40だとかいう規模の、のんびり楽しくやってる頃のまま規模だけが大きくなっているので、全てのシステムもやり方もそろそろ限界にきているのかな?という面もあります。やはり、自宅で20名程度のお子さんを集めている塾と、駅前で100名以上の生徒を集めている塾では、やるべきことも、整備することも、期待されることも、全てにおける分かりやすさも、パラダイムシフトが必要になるのかな?と思います。そういう意味で、反省も多いです。

まだ時間割は96%…
これから出てくる「変更願」にも対応しなければいけませんので、しばらくまた時間割と格闘です。

さて、そんな中、生徒の対応ももちろんありますから、ずっと時間割を触っているわけではありません。金曜日は特に、「小6算数個別×2人」→「中3国語ゼミ」→「高3古文ゼミ」の3連発授業なので、コアタイムは全く対応が出来ません。この時間は生徒とドップリお付き合いです。

塾では、いろんな生徒がいますね。サクッと来てサクッと帰る子もいます。でも、塾でたくさん喋る子もいるんですよね。こういう子は、実は学校でものすごく気を使っている子なんです。学校とはまた別のコミュニティであることで気楽に話せること、また私たちが「利害関係の無い大人」であることで、結構ぶっちゃけ話をしてくれます。私たちも普通に聞いてあげることが多いのですが、学校でいろいろと気づかいしてるんだろうなぁ…と感じることも多々あります。

学校であったことを女性講師にたくさん話すのは、「擬似お母さん」を求めているんですね。そんなお母さんには、「家でお子さんのお話をいっぱい聞いてあげて下さい」とアドバイスします。

「外に擬似家族を作りたがる子」は、家庭の中に何となく自分の居場所が無い気がしている子。友達同士のつながりをやたらに強めようとしたり、グループから抜ける子をいじめてしまうのも、こんな子が多い気がします。疑似家族を求めるのは、どちらかというと男の子が多い気がしますが、その子に何か足りてないものはないかを検証すると、対策も見えてきたりします。塾が疑似家族的になっている子も中にはいますね。

「女子中高生がお父さんを拒否する」のは、とても正常なことなのだと聞きました。「キモい」と思うのは、思春期の女性が、近親男性を「男性」と見ないようにしているプログラムなのだという説も聞いたことがあります(真偽のほどは知りませんが) たいていの場合は高校を卒業したあたりで、「お父さんキモい」も卒業することが多いので、お父さんは中高苦難の6年間になりますが、腐らず、ドライにお付き合いしてあげて下さい。

子どもたちは、直接言わないまでも、様々なサインを大人に出しています。それを受信できない大人では困るなぁと思いますので、大人の方がアンテナ感度をよくしておかねばいけませんね。

私たちは
「あれ?今日元気ねーな?」
「何だか楽しそうだな? なんかあったか?」
なんて声をよくかけます。当たっても外れても。
生徒だって、正直に言うこともあれば、隠すことだってあります。
でも、自分のことを気にかけている人がるというだけで、いろんなことが抑止できたり、相乗効果を生んだり、とにかく良い効果がたくさん見られます。

子どものサインが受け取れるよう、我々も日々精進を心がけます。