04最終日、閉会式を終えて、途中立ち寄り予定だった観光農園へ。

ぶどう狩り・リンゴ狩りなどがあったようですが、ここは生徒の「勉強」になるようにと、「野菜狩り」を選択しました。キュウリ・ナス・トマトをもぎ取ってみる「体験学習」です。意外にも、中3生が、キュウリのなり方を知らなかったり、ナスのつるが紫であることに感動していたりと、ああやっぱり実際に見てみると勉強になるなぁ…とこちらも思ったりしました。

15ホテルから味噌と塩をもらって行きましたので、現地で洗ってもらい、キュウリを目の前で食べてみるリクエストを出しておきましたところ、担当の方がとても喜んでくださって、「担当になって初めてここで食べたいと言っていただいたのでとても嬉しいです!」というお言葉を頂きました。

自分やっている仕事に興味を持ってくれている、あらかじめやる気満々で来てくれるというのは、やっぱりどんな仕事でも嬉しいものだと思います。塾だって生徒がやる気満々で来たら嬉しいですし、予め塾のことをしっかり調べて入塾相談に来てくれている保護者には本当に感謝します。同じ気持ちだったのかなぁ…と、自分の仕事が好きで、誇りを持っていて、楽しんでやっている方とのシンパシーを感じました。おかげで、とても良くしていただきました。ありがとうございました。

01ちなみに、キュウリはカボチャに接ぎ木するんだそうです。するとカボチャの方が勢いがあるので成長が速いのだとか。「接ぎ木って?何?」小学生は知らない言葉が沢山あるようです。教えてあげてもポカンとしていましたが、「接着剤で付けるの?」と(笑) 出た!都会っ子!(笑) もう少し我々の仕事も頑張らねば。

トマトはヘタを残して収穫しないと長持ちしないとも聞きました。へぇぇ!

農園を出て、お土産を買って、帰路の車内は爆睡。
外環道と首都高で、故障車渋滞が少しあり、20分ほど帰着時間が遅れましたが、なんとか全てのトラブルを乗り越えて帰着いたしました。お迎えにおいで頂いていた保護者の皆様、お待たせして申し訳ありません。

合宿総括についてはまた改めて書きますが、我々も新たな発見が多数あった、とても考えさせられる合宿となりました。というのは、やはり参加者が多くなるにつれて、役割分担制になってなっていかねばならないところもありますし、リスクを軽減せねばならないところもあります。また、合宿が「非日常」でなければいけないところもありますし、他者を意識して切磋琢磨する場所になるべきだと感じます。

現在までの合宿スタイルは、アットホームな、全参加者が15〜20名程度の合宿スタイルなんだろうなぁ…と。大学の「ゼミ合宿」みたいな距離感での学習会というイメージなのですが、これがその規模をとうに超えているわけですから、それなりになっていかねばならないのだろうと強く感じました。

また、近年の生徒動向から、もっと「自分で自分のことができる生徒」を育てるという使命感がより強くなりました。「先生、先生!」と、何でも先生に聞きたがる子がとても多いように感じますし、「先生、わかりませーん、教えて下さーい」と、例題も読み解かず、自助努力をしないで「教えてもらわなきゃできないもん」的な生徒が多く見られることに衝撃を受けました。「知らないことはしらなくていい」という空気が、どこの小学校にも漂っていることに驚きました。みんなバラバラの学校に通っているのに意識が同じだとは! ですから、より「無駄な質問」をしないで、また自分のことは自分でできる子をこの合宿で育てられたらいいなぁと思い、来年からは少し授業スタイルを変更して実施します。

さらに言えば、初めて生活を共にしてみて、今まで塾の授業だけでお付き合いしていた部分以外のところの問題を発見できた生徒が多数いたことは大きな収穫でした。そもそも生活における基本行動に問題がある子、集中力の切れ方に問題がある子(ははぁ、ご両親が言っていたのはこれか!と腑に落ちる子が何人かいました)、そして依存心やお友達関係なども、いろいろ見えてくるものが多かった合宿でした。これは今後個人面談などの中で、より深くお子さんについてお話し出来る材料となったなぁと思います。

もちろん問題点だけではなく、意外な良い一面も。どうせダラダラやるんだろうな…と思った子が結構本気で頑張ったり、最後に褒められて泣いてしまったり、男の子たちの連帯感、高校生たちの頑張り(全員がノルマを達成できたのは、合宿史上初です!)など、感動的なことも多数ありました。

行くまでは「嫌だなぁ…」と思っていた合宿も、終わってみると「あっという間」であったと思います。小学生たちは「ずっと合宿がいい」と言い出していました。勘弁してください(笑)

明日は、生徒たちはどうぞ十分な休養をとらせてあげてください。小学生は4時間程度しか寝ていない子がいます。中高生も確実にいつもより睡眠時間は短いはずです。これからずっと合宿と同じように勉強しなさいなどとは決して言いません。あくまで合宿は「非日常」です。ですから、明日はぶっ倒れているというのが「正しい」のです。勉強ができなくても構いません。1日体力を回復させて、金曜日からの後半戦に備えてください。

ただ、合宿感想文は必ず今日明日で書くようにご指導ください。次回塾に来る日が提出日です。記述がない方はその場で居残りですので、宜しくお願いします。

また、ノルマが達成できず、合宿修了証を貰えていない生徒は、合宿のノルマを8月28日までにクリアすることを課題としています。これをクリアして、塾長より修了証をお渡しします。28日の時点で塾長の手元に修了証が1枚も無くなっているようにお願いします。

では、最後に、高いお金と貴重なお時間を、この合宿にかけてくださった全ての保護者の皆様に感謝を。そして、無事に帰着したことに感謝を。頑張った生徒には拍手を。そして私は、この大変な企画に毎年おつきあいしてくれている我がスタッフ・講師にも大いなる感謝を。ありがとうございました。お疲れ様でした。