先日、考えない子を叱ったんです。私が大嫌いな「◯◯病」(◯を知りたい方は塾長まで(笑))を発症して、「あー、じゃ、足す、足す!」「違うの? じゃ引く!」 こんなんが始まりました。要は当てずっぽうで、掛ける、割るまでいけばどれか当たるだろうって勉強です。これは桜学舎でやるとこっぴどく叱られます。これを見事にやって私に叱られました。びっくりしたようですね。その後はビシッと勉強するようになりました(笑)

そんなことから、教室にちょっとした貼り紙というか、ポスターをつくって貼っておきました。
それにはこう書いておきました。

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質問することはいいことだけど、すぐに「分かりません。先生、教えて下さい」と言ってしまう人に成績優秀者はいません。「どうしてだろう?」「なぜこうなるんだろう?」 まずこれを「考える」ことが大事。理由を考えないでただ丸暗記しようとしたり、意味も分からないのにやり方を覚えようとしたり、そんな「当てずっぽう」で「雑」な勉強は、100万年繰り返しても出来るようにはなりません。そんなものは正しい「勉強のやり方」じゃありませんよ。

成功者は常に「考え」ています。間違ったのならば、どうして間違ったのだろう? 次に間違えないようにするためにはどうしたらいいのだろう? それを徹底的に考えるから出来るようになっていくのですし、間違いを直せたら、そのあとには練習で「数」をこなす。勉強でも、仕事でも、人生でも、成功する人間は必ずこんな風に行動しています。
 
桜学舎は、君たちに成功への「道」を作ることは出来ます。成功へナビすることも出来ます。でも、歩くのは君たち。アクセルを踏んで、成功へ向かってスピードを上げるのも君たち自身。
 
「教えて下さーい」と言う前に確かめよう。「考えるのは、君の仕事だよ」
問題文を正確に読んでいるか? 聞かれていることと違うことを答えていないか? 以前やったことを忘れていないか? これってどういうことだ?とよく考えたか?
 
考える人間に成長すること。それこそが桜学舎生の「誇り」です。

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十数年前、私の塾は黒一色で、「勉強のやり方を教えます」という趣旨のチラシを打ち続けてきました。今でこそどこの個別指導塾も「勉強のやり方を教えるんだ」と銘打っていますが、元祖とは言わずとも、十数年前からそれをやっている身としては、ようやくそれがスタンダード化してきたか…と感慨深いところもあります。

ですが、実際のところ、本当に「勉強のやり方」を教えている、いや、教えられている塾はほんの一握りのはずです。勉強のやり方自体を捉え違えている生徒も、塾も多いものです。結局勉強のやり方といえば、数字の操作方法や国語の選択肢の選び方のコツ、英語の答えのありかなどを教えていたりしますし、理社などは訳のわからん「語呂合わせ」で多数の知識を詰め込む方法を伝授していたりします。でも、それは勉強のやり方ではありません。

そうじゃないんです。勉強のやり方とは、「意味のないものなど地球上に存在しない」ってことを徹底的に認識させることなんです。意味があるから、そして理由があるから、それをきちんと理解して、なるほどなあと納得する。これを繰り返せば、無意味な丸暗記なんてそんなにしなくてもよくないですか? わかっていることを暗記する努力はしないでしょう? そういうことなんです。

そして、今の子供に、決定的に欠けているのは、この力なんです。
ホント、自分で考えない。

誰かが教えてくれる。誰かがなんとかしてくれる。教えてくれなきゃわからないのは当たり前。
自分で目の前のテキストに書いてあることを読もうともしない。
こんな子が、知的で能力の高い子に成長する訳がないんです。不可能です。
それを、教育サービス業だという大義名分で、次から次へとやってあげてしまう大人を見かけますが、これって子供の成長を完全に阻害しています。成長させるために適切な「負荷」を子供にかけ、自分の力でしっかり考える思考力を身につけさせることこそが「教育」であって、「勉強のやり方を教える」ということなんですよね。

「せんせー、わかりませーん、おしえてくださーい」
こういう子は成長が著しく遅いです。
「先生、例題のここ、どうして引くんですか?」
「ここに『×2』が出てくるんですけど、この×2って何ですか?」
こういう質問をしてくる子は成長スピードが速い子です。自分の足で進んでいますからね。

桜学舎の誇りは、考える子、成長する子を育てることだと位置付けています。

私の口癖は、ワカリマセーンって子には、
「考えるのはオマエの仕事だよ!」
問題をよく読んでいない子には、
「目玉どこつけてんだ!?」
です。そう言われた子もいることでしょう。そ。よく問題を読むために目玉が付いています。よく考えるために脳みそがついてます。

桜学舎で「考える」勉強をしましょう。