「ニッキって何ですか?」
という声がありました。
生徒からではありません。何と、講師から!
えっ!? 知らないの?
と思って笑うと、何と、その場にいた若い講師たち6〜7人が全員「キョトン」としています。誰も知らなかったんです! えぇぇぇぇぇぇ!?

「私もしらないよ?」
何と!副塾長も!
何ですって!

ニッキはニッキでしょう?何て言われて、びっくり!
ニッキって、シナモンでしょうよ!

逆に全員びっくり!
えぇぇぇぇぇ!そうなのぉぉぉぉ!
ええ、そうですよ!
ばっかじゃないの、しらないのぉぉ!

そんなに知らないと、こっちまで不安になってきて、Wikipedia先生に聞いてみると、「シナモン。ニッキとも言う」と記述があったので安堵。

厳密に言うと近親の香辛料ということになるのだそうですが、まぁ一般的にはほぼ同じものとして認識されているはずです。小学生の頃、何の拍子だか、私はニッキの木を持っていました。確か何かの露店で買ったのだと思います。何するわけでもなく、木の枝を持っていただけで、それでもニッキの匂いはプンプンしていました。これがニッキなんだってそれで知ったようなものです。結構長いこともっていましたが、今はどうしたか…

そうでなくても、昔は浅田飴も「クール」と「ニッキ」でしたよね。ニッキの浅田飴も舐めていたので馴染みがありました。シナモンと言われると何となくわかるようですが、ニッキはわかんないんだなぁ、時代だなぁ。

何でそんな話になったかというと、京都に行ってきた生徒がお土産に「おたべ」を買ってきてくれたのですが、それが「ニッキ味」だったわけで、ニッキって何だ?って話になったようです。

厳密に言うと別物だとかいう指摘はごめんあそばせ。
でも、徐々に通じないものが出てくると、とてつもなくおっさんになった気分です。