正式に聞いたから、言ってもいいんでしょう。
千代田区のある女子校が、中学校を平成30年に募集停止すると発表しました。今が27年、今度の入試は28年入試ですから、29年まではやって、次は無し。つまり、現小5で入試は終わりということになります。経営見直しを図り、そう結論付けたそうです。運営法人も連携する大学になり、高大連携中心になっていくようです。
 
都内私立中入試は正直明暗分かれ、実は今年はひっそりと2校が募集を停止しています。事実上、中学を諦め、高校単独校になる(戻る)ということでしょう。特に都内は女子校の苦戦が顕著で、1学年10名前後と聞く学校も一つや二つじゃありません。まるで山の分校レベル。それでよく経営がもつなぁ…と思いますが、そんな状態で10年以上やっている学校もいくつもありますから、学校っていうのはすごいなぁと思います。塾ならばとっくに夜逃げですよ(笑)
 
折しも、報道によれば、ヤンキー先生・義家氏の母校である北星学園余市高校も2020年3月閉校を検討しているとか。乱立する大学や通信制高校なども徐々に淘汰されていくのかもしれません。

そういえば、広域通信制の某学校が大騒ぎを起こしていますね。株式会社立の学校が今後槍玉に上がっていくのかなあと思うと、通信制高校や多様な学びの場を考えている方々にはとても迷惑な話になりそうです。桜学舎も鹿島学園高等学校の通信制の生徒をお預かりしていますが、こちらは「学校法人」ですので、ちゃんと文部科学省の監督を受けている学校ですので、ケースが全く異なります。あの会見を見ていても、親会社が「サポート校のやったことだ」と言っていましたね。ただ、就学支援金は学校が受給するものでサポート校には入らないはず。私たちも支援金なんて全く関係ないのですから、変だなぁと思います。まぁ、他所のことなので知りませんけどね(笑)ただ、もちろん他山の石とせねばならないと思っています。
 
「生き残り」なんて言われる時代です。
きっついなぁ… でも、何とか頑張っています。「ダメだ」と言われる時こそチャンスあり。ずいぶん前に、「塾なんて衰退産業だろう?」とずいぶん言われました。でも、未だに若い方が参入してきます。ダメだと思われるということは、新しくすれば市場も一新するということでもありますし、トップもとれるということでもあります。

規模で一番になんてなれませんが、桜学舎は、
「地域一番の愛情塾!」
を目指します。そのポジションに誰もいない、そういう塾を目指しています。実績欲しさに生徒をバンバンぶっ叩くような真似はしません。諭し、諭し、そして本気でその子の将来まで考える、そういう塾を目指しています。ぶっちゃけかなり疲れます。「それ、塾の守備範囲じゃないだろ!?」ってことまで首を突っ込んでます。でも、それが私たち。

私たちも淘汰されないように頑張っています!