桜学舎には学生講師が多数います

私も昔大手の塾にアルバイトとして勤めていた時は、学生だと言ってはいけないというルールで出講していました。ですから、学生講師がいますと堂々と言っている塾は珍しいのかもしれませんが、今後「コンプライアンス」等々の問題から、これらをきちんと説明する義務が学習塾にも出てくるという話を聞きます。これは大手の塾さんには痛手でしょうね。若手の社員だと思っていたら、学生のアルバイトだったというのは山ほど出てくる事案でしょうから。その点、桜学舎は昔からハッキリと「学生がいますよ」と言っています。嘘はつきたくないので。

ただ、桜学舎の学生講師が他の教室と大きく異なる点があります。
それは、学生講師の約半数が桜学舎の出身者、つまり私の教え子だということです。
桜学舎から立派な大学に合格し、そして講師として戻ってくる。後輩の指導にあたる。
これが桜学舎の学生講師と他の学生講師の大きな違いです。
だって、その講師自身が紛れもない桜学舎の「合格実績」なのですから。

学生講師の良いところは、リアルな大学生活を知っているところ。若い「生の情報」を持っているというところです。私たちの年代の人間がいくら学生生活を語ったところで、所詮四半世紀以上前の学生生活。リアルな現代の大学生の生活を知っているのは他ならぬ彼らなのです。ゆえに、生徒たちからも共感を得たり、信頼を得たりすることができます。私たちは重鎮として必要なところだけ出ていけばいいのですし、小学生、特に小さな子になればなるほど大人の方が指導者として良かったりしますので、そういう面を担っていけば良いのでしょう。

オジサン・オバサンしかいない塾はとても怖いと思います。勉強を習うだけの空間だったら良いのですが、やっぱり若い力は若い情報ももたらします。年季の入った指導が必要な場面にベテランが出て行けばバランスがとても良いはずです。

 桜学舎は常に若いスタッフが主力で動いて欲しいと思っています。
しかしながら、今は学生講師を集めるのも一苦労です。世間の塾では講師を集めるのが本当に大変なようです。しかし、桜学舎はおかげさまで多数の若い講師たちに恵まれています。当たり前です。ある意味、「自給自足」しているのですから!

しかも、
「ああ、それ俺もやって塾長に怒られたわ」
「それ、一番ダメなパターンだよ」
というのを講師自身が一番よく知っているわけですから、こんなに強い講師陣はいません。 

最近は、教務主任藤原やマネージャー浅見など、専任社員も増えてきました。既卒の講師が増えたり、転職組で舞い戻る講師が来たり、いろいろ経験した教え子がまた桜学舎に集まって来てくれています。私からすれば「長かったなぁ」と思いますが、ちょうどこれから桜学舎の桜が「さくらんぼ」の実をつける頃なんでしょうかね。毎年満開の花を咲かせる大木になるのにはもうしばらくかかりそうですが、着実に成長はしていると思います。

信頼のおける塾。
ただそこ1点を目指して、私たちは頑張ります。