★お茶の水女子大学附属中学校/お茶の水女子大学附属小
★大妻中野中学校[アドバンスト](3日午前)/黒門小
★東洋大学京北中学校(2日午前)/黒門小
★東洋大学京北中学校(1日午前)/汐見小
東洋大学京北中学1日午後)/汐見小
★日本大学第一中学1日午前)/黒門小
★東京成徳大学中学1日午前)/谷中小
★麹町学園女子中学1日午後)/谷中小
★駒込中学(アドバンス)1日午前)/鹿浜第一小
★浦和実業学園中 (1/10午前)/汐見小
★浦和実業学園中 (1/10午後)
/汐見小
★浦和実業学園中 (1/12 特待B)/汐見小
★埼玉栄中
/黒門小
★獨協埼玉中/谷中小

中学受験、今年の入試が全て終わりました。
無傷で全部合格を決めて来る子がいた反面、今年は初めて「全滅」する子が出るかと思うほどヒヤヒヤ、いやそれどころか、胃痛、いやいや、吐き気までしてたくらい不安な入試でした(笑)
 
前哨戦でこれほど焦った年はありません。厳しかったなぁ…
 
Aさんは埼玉入試でまさかの連敗。そう、ひとつボタンをかけ間違うと、小学生ってこういうことがあるんですよね。その後、急遽千葉の入試を出願するも、何とそこまで不合格。もうここまでくると悪夢としか… そこで諦めて特殊な形態の入試にチャレンジするべく準備をしていたのだけれど、よくよく聞いていくと、ある中学が「本当に行きたいところ」だったというのです。1日初日はそこを受けることに。
で、先に合否が開いた午後入試が×だったので、ここまで連敗記録が伸びる… おいおい!
泣きそうになりながら本命の発表を見て、飛び上がりました。
「受かってた!」
本当に良かった。
実は、塾長は千葉ロッテマリーンズの「悪夢の18連敗」を経験しているので、連敗なんてのは全然耐性があるのですけど(笑)でも、流石にこの連敗は焦りました。
でもね、連敗を止めたのが第一志望校ってのは泣けてきました。よく諦めずに最後まで粘りました。第一志望だけしっかり取って来るなんて、スゴイわ。「持ってる」わ!
 
同じく埼玉で×が付いたBさん。勉強も苦しんできたのはわかっていたのだけれど、大丈夫かなぁ…と。でも、直前は真剣に勉強していたのがわかりました。初日の勝負。ココがチャンス。いや、下手するとココしかないかもしれない。勝負どころだと悟ったのか、頑張っていましたので、前日に、
「もうこれ以上、煙も出ないってくらい全力を出し切ってこい」
と励ましました。神妙な面持ちで聞いていましたが、密かな闘志を燃やした様子。
結果は合格!
きっともうこれ以上煙も出ないほど頑張ったんでしょう(笑)

そして急遽第一志望をかなり上げたCさん。入試日程が一つズレると、入試も厳しくなったりします。1日午前に挑戦校が入ったため、押さえたい学校が午後になりました。1日の午後は、相当優秀な子が押さえに受けにくるのでエグいんだよなぁと思っていたら、案の定、まさかの不合格。落ちるとは思っていなかったらしく、本人落胆。次々に来る友達の合格の報を聞いて、もうダメだ… 受かる気がしない… そんな気分でいたようです。でも、
「明日は、今日合格した連中は受けに来ないから大丈夫!」
と励まして送り出しました。翌日は、本命校と初日に×だった押さえの学校へ。結果は本命×。押さえが○。
そこでちょっとだけ「魔法」をかけました。
「今日は押さえに運を使ってしまったので、明日は本命に運を使えるよ」
「明日はオマエの知ってる問題が出るよ」
「大丈夫、明日は受かるよ。塾長が言ってることは大抵当たってたろ?」
3日目は本命の日!
と思って試験に行ってきたようですが、結果は合格!
しかも普通のクラスじゃなくて、ひとつ上のアドバンストクラスでの合格。
教室でみんなで「あったーーーーー!」って大騒ぎ。

蓋を開けてみれば、何だよ、皆、ほぼ第一志望で合格!
よかった!

そう。
「諦めないで、最後まで挑戦し続けろ」
それは桜学舎で徹底的に私たちが言い続けていることです。

桜学舎の子達は受験エリートではありません。スタートが遅かったり、一歩一歩自分のペースで進めてきたり、何か他の活動をしながら受験勉強をしていたり、とにかく受験に全てを賭けてきた子たちではありません。みんな普通の子。だからこそ、頑張ることが大切なんです。挑戦し続けることが大切なんです。そして、しつこく、諦めないことが重要なんです。
 
「最後の最後までチャンスを捨てちゃダメだ」
と言い聞かせてきたこと、それを今年も中学受験生はちゃんと守ってくれたなぁと感じます。ありがとう。そしてお疲れ様。
 
また来週から新しい1年が始まります。
みんな、頑張ってくれるかな。楽しみです。