04久々に「マーズアタック!」という映画を観ました。

昔観て、あまりにB級過ぎて面白かったのですが、最近ふとまた観たくなって、再発売されたものをブルーレイで購入。若い頃観たものなどがすぐに手に入る世の中になって嬉しいですね。過去の名作を探ってみることがありますが、結構再発売されていたりDVD化・ブルーレイ化されていたりするので、とっても嬉しい。レッド・ツェッペリンのブルーレイもすぐ書いましたし。しかも安い!
 
さてこの映画。
いやぁ、今見ると、我が国に対する強烈な批判であるような気がしてなりませんね。平和ボケに対する批判なのかなぁ?と。もう、これ、あまりに馬鹿馬鹿しすぎて腹抱えて笑っちゃうんです。
 
大挙して地球にやって来た火星人。人間は「火星人は高度な文明を持っているから友好的だ」という変な理屈で歓迎するんですが、いきなりドババババーっと撃たれまくっちゃうわけです。

でも、「きっと誤解が生じたんだ」と思って再度交渉。今度は火星人を国会へ招いて演説させるんですが、ここでも問答無用でドババババーと撃たれちゃう(笑)

人間はいくらやられても軍を出して戦わない。最後に大統領が「どうして戦うんだ?手を組もう」と説得して握手を求めるんだけど、結局やられて終わり(笑)火星の旗を立てられちゃうわけです。
もうね、救いが全然ないんです(笑)
 
平和主義者の間抜けさを痛烈に批判したとも言われている、ドタバタSFコメディ。
私は名作だと思ってるのですが、どうもくだらないB級映画的評価が一般的みたいです。
 
笑っちゃうのだけれど、どこか考えさせられる。
そういうのが好きなんですよね、私。