2017-06-24-11-35-08ちょっと前の記事ですが、先日の説明会でも少しお話ししたので、ここでも。

例の、現中3からの「大学入試センター試験に変わる新試験」の問題です。ひとつ根本的なところとして勘違いをしないでいただきたいのは、大学入試の全部の試験が変わるのではなく、センター試験の方法が変わるってことですので、私立大学の一般入試や国公立大学の二次試験も一律に変わるという話ではありません。変わる大学もあるでしょうけれど、全部だとは言い切れませんし、わかりません。ただ、センター試験を改革するのは確かなようです。

英語は「外部試験」「検定」活用がほぼ決定的なのだそうです。10種類くらいが認定試験となるようでうが、受験時期と回数が指定され、受験した中でのスコアを提出することで英語の試験とする方向のようですね。もちろん問題点や実施についての疑問はあるのですが、方向はこういうことのようです。6月の記事にも同様のものが出て来ていました。

正式な方針の発表は今月中ということですが、ほぼこんな感じなんだろうなぁと思われます。

英語に関しては、こうなると「使える4技能英語の習得」が最低条件になります。英検だけではなく、TOEIC、TOEFLに加え、最近できて来たTEAPやGTECなど、いわゆる「コミュニケーション英語」能力試験が評価の対象に入ってくるということは、まさに4年前に桜学舎が飛びついた「Lepton」の基本コンセプトそのものです!こればかりは「先見の明」があったと思っています。

このLepton、近年では大手の進学塾さん、中学受験塾さんでも全員導入みたいな形で展開されています。先日も京都の加盟校大会では、この近辺ではかなり有名な小石川の中学受験塾さんが、全国表彰されるほどの受講生を集めたそうです。それほどLeptonは注目されているのですね。

おかげさまで桜学舎のLeptonも、現在木曜日の17時のレプトンが満員御礼です。現在木曜の17時は募集を停止しています。受講生、増えて来ましたね!

今こそLeptonですね!
桜学舎は、小学生(未就学でも大丈夫!)からLepton、中学生はLeptonのアドバンスを、途中からは「英語速読」に切り替えて、高校3年生まで! 桜学舎の「本科」の英語授業の他に、副教材・補強型のカリキュラムも高校生までキレイにつながっています。英語の体制はバッチリ整っています。

中学受験で英語受験をお考えのお子さんも、今夏は「Lepton」と個別指導「英語」を組み合わせたコースを設置し、英検対策・英語入試対策を展開します。

「英会話」
ではグラマーが身につきません。
「受験英語」
では、喋れない、使えない、が問題になって来ていましたものね。
「コミュニケーション英語」
で、読む・書く・聞く・話すの4技能を身につけましょう!



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http://www.nikkei.com/article/DGXLASDG15HBI_W7A510C1MM0000/

国語と数学、記述式3問 大学入試新テスト実施案 
文科省、英語民間移行時期で2案
2017/5/16 9:21
文部科学省は16日、大学入試センター試験に代わって2020年度に始める新テスト「大学入学共通テスト(仮称)」の実施方針案と問題例を公表した。国語と数学は記述式問題を3問ずつ出題。英語は20年度にも共通試験を廃止し、民間の検定・資格試験に移行する。「知識偏重」から脱し、思考力や表現力を測る入試への一歩とする。

新共通テストの導入に向けて公開された記述式問題の出題例
大学入試では1989年度のセンター試験開始以来、約30年ぶりの大きな改革となる。現在の中学3年生が高校3年になる21年1月に初回を実施。英語以外は大学入試センターが作問する。名称はこれまでの「大学入学希望者学力評価テスト」から変えた。

英語は実用英語技能検定(英検)、TOEICなどの民間試験の中から文科省が認定する試験に20年度から全面移行するA案と、23年度までは共通テストと民間試験の両方またはどちらかを受けるB案を示した。意見公募などを経て両案のどちらかに絞り、6月中に実施方針を作成する。

民間試験は高3の4〜12月に2回まで受験でき、成績は国際標準に基づき段階別に示す。

同省はすでに10前後の試験実施団体と協議。試験の実施頻度や学習指導要領との整合性を調整したうえで、複数の試験を認定する。

 現在のセンター試験は全問がマーク式だが、記述式問題を導入する。国語の問題例は景観保全に関する自治体の広報文を題材に意見を最大120字で書かせる。数学は三角比を用いて広場の銅像の高さなどを考察させる。記述式の採点は大学が行う案もあったが民間企業などに委託する。従来型のマーク式問題は得点で、記述式は3〜5段階で評価する。

 新テストは入試と高校、大学の教育を一体で変える高大接続改革の柱。政府の教育再生実行会議、中央教育審議会などで約5年にわたり議論を重ねてきた。当初目指した年複数回の実施や記述式問題を導入する教科の拡大などは24年度以降の実施を改めて検討する。