38【しまね留学視察2日目】

島根の朝は早いのです(笑)
まさかの7時起き。塾の先生にとってはびっくりするような早起きです(笑)
朝ごはんを食べて、8:30には出発。

 
0734午前中は一山越えて、中山間地域の吉賀高校の見学へ。

校長先生・教頭先生のお出迎えを受け、応接室で一通りのご説明を頂きました。吉賀高校は島根県内で一番小さな県立高校で、全校生徒100名程度。各学年1クラス編成ですが、それをさらに分割する授業もあり、かなり小規模で学校運営がなされています。

全員が顔知りのような学校で、生徒も純朴、遠くからも「こんにちは」と挨拶をするような可愛い子達でした。校庭にはタンポポが咲くような環境で、音も静か。窓は全開で風が抜け、時間がゆっくり流れていることが分かります。

26近所に建設された学生寮「サクラマス交流センター」も個室仕様で快適。家賃込み込みで4万円程度。万が一高校がなくなっても他の用途に使えるような仕様になっているのだとか。

校長先生のお話も、かなり「個別指導状態」になっていること、生徒一人一人のことを考えられるということで、かなり我々のような塾と親和性があるように感じました。共感できるところ、共感していただけることが結構多くあったように思います。

ただ、地域や学校が小さいゆえ、人間関係の固定化が起き、逆に町内から出て行く若者も多いとのこと。ただ以前よりも外部からの入学者があることで、刺激を求めて出て行くのではなく、刺激がやって来るという形になっているのは吉賀高校・吉賀町にもいいことだという考えがあるようです。

とにかく町内を歩いていてもおばあさんに挨拶されるような穏やかな時間が流れている町という印象。何もない町ですが、そういうところで時間を過ごす高校生活も良いのかもしれませんね。ちなみに吉賀町は有機農業で有名な町だそうで、以前頂いた出雲お米・仁田米よりも美味しい「吉賀米」があるそうです。(私はお土産に買いました)

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10さて、町内で昼食後、再度津和野に戻り、14:00。津和野高校へ。

応接室でご説明を受けながら、昨晩話尽くしましたみたいなことになり(笑)、15:00より授業見学へ。

津和野高校は多数の魅力化コーディネーターを抱えており、現在中心になっている方達は、慶応卒やカリフォルニア大バークレー校卒などかなり優秀な若者たち。東京出身者も多く、ちょっと「青年海外協力隊」的な空気もあって面白いですね。高校生には魅力でしょう。若者を「失敗込み」で受け入れ、校内に深く関わらせている津和野高校もまた懐が深いなぁと感じるところもありました。「人の厚み」が違うのだと校長先生淡。なるほどなぁと思うところがありました。

授業はかなり分化しているものもあり、生物や地学などになると3〜5名というような個別塾みたいな授業もありました。見学者も多いのか、吉賀高校よりは子供たちがすこし「慣れ」ているようにも思えますし、「町の学校」という感じもしました。吉賀は「山の学校」という感じ。

210150また、鴎外や西周の出身地であることもあって、高校同窓会館を使った町営の無料英語塾「HAN-KOH」を開校。高校生は60名程度、高1ー2が中心に通っているそうです。「塾がないんですよ」とのこと。まだ塾が存在しない地域があるのだと思うと、これまた不思議な気分に。

2309最後に寮を一瞬見学。4人部屋2段ベッドの寮でした。個室でないというのは大丈夫なのかなぁ?という懸念もありました。ただ寮もいっぱいになって来ているので、町内の空き家を利用したシェアハウスを実験している様子。いろいろ若い頭脳で地域活性化も含めた施策を考えているようです。

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16:00過ぎに津和野を出発。17:40のANAで羽田19:15着。フライトは正味1.5時間程度です。20時には教室に着いていましたので、津和野から4時間程度で帰って来れたということになります。新幹線ですと、東京から新山口まで5時間弱。そこから山口線で1時間程度なので、乗車時間だけでも6時間かかります。

行かなければわからないことが今回かなりありました。また若いスタッフたちが考えていることもわかったことがありました。島根は東京から見るとハードルが高すぎるという話もさせて頂きました。ですから、最初に高校を見て回るツアーを組まれても、ハードルが高すぎて行けないと。まずは島根ってどこ?島根っていいところ? 私はここで暮らせる?ってところからスタートしなければ選択肢に入ってこないという話もし、2〜3泊くらいの体験ツアーから初めては?とお話ししました。地元の方と触れ合って、自然を体験して、民泊したりして、さらに1つくらい高校訪問してみたりという感じで終えないと難しいだろうと。これは前向きに検討してもらえる感じではありました。

ちなみに、私はなぜか島根が好きで、高校生の時に初めて、「憧れの木次線・出雲坂根の三段スイッチバック」を訪れました。お金なんてありませんでしたから全部「青春18きっぷ」で。本当に遠かった記憶があります。その後旅行で出雲大社に訪れ、3回目に訪れたのは10年前。妻と入籍する前に出雲大社へお参りをしました。お陰様で何とか無事結婚に至り、昨年そのお礼参りにまた出雲大社へ。

お恥ずかしながら、そこで初めて「縁結びの神様は、恋愛・男女の仲だけではなく、あらゆるご縁を結ぶ神様」であることを知りました。それが昨年の9月。

そこから、様々なご縁が繋がり、取材やTV、買った本の著者、会いたい芸能人、会いたい友人、そして欲しくて喉から手が出るほどの「就職希望スタッフ」とも、とにかくご縁がつながりまくり、ついには「島根県」にご縁が繋がって、現在に至っています。ご利益ありまくり(笑) 

日本で一番知られていない県だと言われますが、冗談じゃない(笑)私には神々が集う有難い県であるという印象しかありません。今回は出雲ではなく「石見」への訪問でしたが、津和野も実は2回目。いい町です。またご縁が繋がって、再度の訪問もありそうですし、何より、東京私塾協同組合が主催する受験相談会に「しまね留学」ブースを出展して頂きます。今回お会いした方々もいらっしゃるとのことで、楽しみです。また、様々なご縁が広がりますように。 

東京ではないところへの進学にご興味のある方は、まずはどうぞご相談下さい!