悲しいことですけど、基本的に子供たちは嫌々勉強しています。なんででしょうね?
本来勉強は楽しいはず。この業界にいると、
「実は勉強は面白いんだよ」
みたいなスタンスの方に時々出会いますが、いや、前提として「勉強は面白い」でしょう?(笑)
だって、知らないことを知るわけでしょう? 子どもは何でもかんでも知りたがってうるさいくらいなのに、いつの間にか学ぶことから逃避を始めます。

その原因は、私は「なぜ勉強するかわからず、無理やりやらされているから」だと思っています。

「こんな勉強が将来何の役に立つんだ?」
と考える子も多く、時々そんな言葉を投げかけられることもあります。しかし、残念ながらこの「伝統的な」(笑)問いに対して、まともな回答を与えることが出来る大人が少ないのだと思います。

「学歴があった方が将来就職に役立つ」
「いい大学を出ていると、有利なことが沢山あるんだ」
みたいな、ありきたりの答えしか与えることしか出来ず、結果的に「子どもの理屈」の方が勝ってしまうことが結構あります。でも、子どもは意外にも、勉強する理由をきちんと説明されると納得するケースが多いものです。

社会に出ると、学生時代より勉強することになるでしょう。資格試験や営業のための知識獲得のため、また仕事術のために沢山本を読んだりします。しかし、その勉強はどうしても仕事や生活に必要なことが中心になっていきます。すべての基礎知識はやはり学生時代に学ぶものです。

幸せになるには考える力がないといけません。これは以前のブログ記事でも書いた通りです。幸せに暮らすには思考力が必要で、かつ理性が必要。頭が働いていない人は幸せになれないことが多々あるんだと思います。頭を磨くには、やっぱり勉強、つまり「学習」することが「当たり前」である必要があります。

一見必要なさそうな勉強を習得するために必要な精神力・発想力・知識を一生懸命やることが必要なのだと子供たちに教えたいと思うのです。世の中の成功者と呼ばれる方々も、結局成功のヒントは何かと聞くと、結構な確率で「頑張ること」と答えるようです。何より目的意識をもって一生懸命やることを覚えれば、成績という「結果」もついてくるようになります。そういう人間を作っていくことが私たちの「教育目標」だったりします。

こういうことって、大抵の場合は大人になってから気づくことです。
実は、残念ながら私も大人になってから気づきました。残念です、本当に(笑)
学生のうちに気づいて行動を起こすことが重要ですが、それに気づける「感性」も才能の一つなのかもしれませんね。

以前、こんな話を読んで笑いました。

「こんな勉強何の役に立つのか」
と聞いた生徒に、
「こんな勉強も出来ない君たちが、社会の何の役に立つのか?」
と先生は答えたのだとか。

本当なのかフィクションなのかは分かりませんが、面白い話だなぁと思って見ました。
有能かつ人々の役に立つ人間でありたい、そう思って学ぶことを楽しめる人間になれたらうれしいですね。


夏期講習ももう半分が終わったのだなぁと思う13日目です。