2017-10-11-10-28-2111日。
都立上野高校を訪問してきました。地元の「上高」ですが、そうそうお邪魔する機会もありません。何度か行っていますが、今回は授業風景・校内見学までぐるぐると回らせていただきました。

最近、都立高校も塾を対象とした説明会を実施してくださることが多く、今週末には葛飾野高校にも行ってまいります。実際一度でも足を運んで見ると、先生たちの熱意や学校の雰囲気、そして印象というものもだいぶ変わります。今回、久々に行った上野高校、だいぶイメージが変わりました。

以前、何年か連続で上野高校の先生がいらっしゃって、「上高の評判、どうですか?」と話し込んで行くことがありました。かなり自由で、生徒の格好もちょっとだらしないと言われていた時代のことです。現2年生から制服が出来、だいぶパリッとしたなぁと思っていましたが、中身の改革もだいぶ進んだんですね。校長先生・副校長先生をはじめとする先生たちの努力が着実に身を結んでいる気がします。

平成26年に「進学アドバンス校」に指定され、予算や施設、進路指導情報提供が充実したそうですが、もうひとつ、教員公募ができるのが大きいとおっしゃっていました。他県でもありますが、こうした指定を受けた学校は、自前で教員公募が出来、やる気のある優秀な先生を集められるという利点があります。同じ方向を向いている先生がたくさん集まることで、学校としての勢い・盛り上がりも出来て来るのでしょうね。英語教育推進校でもありますから、かなり英語には力を入れている様子。英検が1回無料で受けられるそうです。

来春、推薦入試の「作文」は「小論文」に変更。これは大きな変更点ですね。複数の資料を使って考察することになるそうなので、単なる感想文・作文の域ではダメだということなのでしょう。練習を必要としますね。

募集定員はまだ発表になっていません。今週末か来週あたりに出るようですが、基本的に大きな変更はないでしょう。学級の増減もなさそうなので、昨年並みというところでしょうか。ただ、校長先生の最終目標はかつての上高復活だそうです。確かにその昔、何十人と東大に入っていた時代があったそうです。日比谷か上野かと言われた時代が。昔の昔、その昔を知っていらっしゃる地元に長くいらっしゃる方なら、上高がトップ校だった時代をご存知なのでしょう。そこを目指して頑張っていらっしゃるのだとか。

これからの上野高校に期待したいと思います。

そうそう、授業見学中に、生徒を見つけ(見つけられ)、何でいるんだと驚かれました。 ツイッターでも「塾長がいた!」と(笑)へへへ。