image都立葛飾野高校を訪問してきました。
正直、なじみのない学校でしたし、あまり認知していなかった学校ですが、初の塾対象説明会ということで楽しみに行ってきました。

「理数研究校」に指定されている葛飾野高校。進路決定率は97%とういうことで、大学短大が46%(日東駒専以上は27名合格)、専門37%という比率だそうです。日大理工学部や生産工学部など、理科系大学の指定校も比較的多く見えました。4大合格数が増えてきており、合格者の受験方法が変わってきたようです(推薦が減ってきて、一般受験が増えてきた)

学習オンラインシステム・スタディサプリを団体契約していて、1−2年生全員に受講させているそうです。東京理科大が近いので連携しており、10−15人くらいの理科大生が授業中の実験補助や机間巡視・質問対応をしているそうです。特進クラスを編成しており、入学時の点数・内申・希望(男女各40名)で決まっていきます。途中で入れ替えありだそうです。

生活指導はとても厳しい学校で、女子のスカート丈や男女頭髪などもチェックが入ります。女子の倍率が下がったのは厳しいことが原因なのでは?と言われるほど。生徒は9割がた自転車通学だそうで、墨田区や荒川区の子も自転車で来るそうです。退学者は極めて少なく、1年生は2名、2年生は何人かいますとおっしゃっていました。

週1〜2・葛飾区連携の「寺子屋」という企画で地元の中学生を呼んで理科大生が教えるという場を提供もしているそうです。

肝心の入試についてですが、一般推薦の中から、「硬式野球」「サッカー」「男子バスケ」の11名は文・スポ推薦で取られるので、男子は定員が少し減るそうです。また推薦試験の「集団討論」等は昨年同様とは限らないのだとか。問題も変化してきているため、注意が必要だそうです。

推薦試験の作文については、まず字数が書けるか、文章の意味が通っているかがカギ。具体例が出てくることと、ユニークな結論が出ているかが勝負なのではないかと言われました。

また、推薦試験自体、調査書で差がつくことはあまりないそうで(似たような内申点の子が集まるため)結果的には、「集団討論」と「作文」が点差になるそうです。

入試をやってみると、集団討論の練習・指導を受けている生徒と受けていない生徒の差が大きいと高校側は感じているそうです。やはり練習してきている子は落ち着いて自分の意見を言えていますが、練習しないで来ると喋れない子もいたりするとか。また、周りの意見を聞きながらプラスアルファをしていく力に弱さを感じる子が多いので、学校が提示している「期待する生徒像」をしっかり把握し、アピールできるかを考えて欲しいとのことでした。

また、「コミュニケーション」を重視しているということで、この場合、自分の意見を言うばかりではなく、周囲の意見を聞いていくことが重要だということ。周囲を気遣いしながら話をしているかというところでも差が出ると感じているそうです。

やはり、例年東京私塾協同組合が実施し、桜学舎の子たちが参加している「集団討論練習会」の方針に間違いはなかったのではないかなぁと思います。

今年はこちらです!

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