お待たせしました!
2学期期末試験の結果がほぼ集計出来ました。
今回も、桜学舎の子はかなり頑張りましたね!スゴイ!
以下、データが上がって来た80点以上を取った成績上位者です(私立のお子さんのデータは入っていません!)

英語98点(鹿浜菜の花中2年)
国語98点(忍岡中1年)
英語97点(上野中3年)
英語96点(上野中2年)
英語95点(忍岡中2年)
理科95点(忍岡中2年)
数学95点(上野中3年)
数学95点(上野中3年)
数学94点(鹿浜菜の花中2年)
数学94点(忍岡中1年)
理科92点(上野中3年)
社会92点(忍岡中2年)
理科91点(鹿浜菜の花中2年)
国語90点(忍岡中2年)
数学90点(忍岡中2年)
社会90点(上野中3年)
社会90点(上野中3年)
社会89点(鹿浜菜の花中2年)
社会89点(上野中3年)
数学88点(上野中3年)
英語88点(上野中3年)
数学88点(御徒町台東中2年)
英語87点(上野中3年)
社会87点(忍岡中1年)
国語86点(鹿浜菜の花中2年)
英語85点(柏葉中3年)
社会84点(上野中3年)
国語83点(上野中3年)
国語83点(上野中3年)
国語83点(上野中3年)
国語83点(上野中2年)
社会82点(上野中2年)
理科82点(柏葉中3年)
国語81点(忍岡中1年)
数学81点(御徒町台東中2年)
理科81点(上野中3年)
理科81点(上野中3年)
社会80点(上野中3年)
英語80点(上野中3年) 

本当にみんなおめでとうございます!

しかし!
3年生は今回かなり良い成績を取った子がいましたが、残念ながら思ったほど成績を上げてもらえる子がいませんでした。これは台東区に限った傾向かもしれませんが、近年「どうしてこの子がこの成績なの?」と首をかしげざるを得ない成績の付き方が顕著になって来ています。実際、いくつかの学校は、台東区限定で出願基準を下げると言って来ています。台東区は全体的に評価が厳しいのかも知れません。

昨年も模試での偏差値が毎回60台後半の子がオール3。
今年も、期末試験で5科目430点以上取っているのにオール3。
以前も、数学で毎回90点以上取ってくるのに、3年間変わらず3。
ところが学校によっては、
「3年生の成績は東京都の基準に合わせるので、90点以上が5、80点以上が4…」と説明された子もいます。え?

オール3では、出願できる学校自体がそうそうありません。

さらに、ここで志望変更を考えねばならないにもかかわらず、自分の持ち点は公開されない(非公式に教えてもらえるケースはあります)のですから、選びようもありませんし、そもそも自分の持ち点も分からないで進めるタスクなんてないでしょう? 内申書・内申点は本当に難しいなぁと思います。つまり、客観的データでは測れない、手の出しようのない評価基準の存在を感じます。

まぁ、その子の人生を数字一つで潰さないように、いろんな手を考えて数字や書類とにらめっこするのが私たちの仕事だったりもするんですけどね(笑)ただ、頑張ったにもかかわらず評価をしてもらえない、しかもあまりにも理不尽な評価であると、やっぱりその生徒たちが本当に投げやりになりますし、努力したって報われない、敗者復活はあり得ない、やり直しなんてきかない、そう思い込むことが多々あります。

個々の学校が云々ということではなく、もう誰もが納得できる客観的評価システムで子供の努力をはかってあげることを考えるべきだと、私は思いますけどね。そういう意味では、学校が進路指導をほとんどしない「埼玉方式」は、良し悪しはともかく、シンプルで分かりやすく、「納得解」には近くなっているのでしょう。つまり、学校の評価だけではなく客観データも求めるという…(埼玉では、学校の内申書の他に「北辰テスト」という業者テストを学校の三者面談でも求められたりするそうです)
皆さんはどうお考えでしょうかね。 

もっとも、近県では推薦入試が廃止されたり、来年から千葉県でも公立高校入試が1回に減ったりと、様々な入試改革が起こっています。東京都というのは昔から、近県がやったことを様子を見ていて、うまくいくとやる、という傾向があります(笑)決して先陣は切らないのですね。

折しも、先生たちの「働き方改革」が話題に。実に中学校の先生の57%が過労死ラインを超える残業時間。月間100〜200は当たり前という状況にもかかわらず、タイムカードで出退勤管理されている学校は全体の10%なのだという報道がありました。残業代も基本的には出ず、給与の4%が「調整給」として一律に払われているのが実態。ボランティアであるはずの部活動もほぼ強制となっていて、「労働基準法」に照らし合わせると大変なことになりそうな感じです。教員不足が深刻だという記事も出ていましたね。自分たちが生徒一人一人を全て管理し、評価して、実務をこなす。もう先生たちの仕事量もパンパンなのだろうと思います。もう受験や教育のシステム全体のデザインを変えなければいけない時期に来ているんだろうなぁと思います。

閑話休題。

幸い、今回は、桜学舎では学年1位2連覇という子も出ました。
期待のホープも徐々に出来て来ました。早いうちから勉強を開始する、中間期末試験をなめない! 今の中学生は高校へ行ってからの評価基準も変わりますので、日々の勉強をおろそかにしないことが何より重要です。 冬期講習も、頑張りましょう!