先日、テレビに出てた石川県和倉温泉・加賀屋の女将。
全国の旅館のおもてなしランキングで常に1位を取るような名旅館ですね。確か元CAか何かだったのでは? よく取材されている方です。

私も経営者のはしくれの、さらに片隅でこそこそやってる程度の人間なのですが、やっぱり興味のある部分なのでこういう番組はよく見てしまいます。

その女将が口にしていたことがありました。
 
「ノープレイ、ノーエラー」
 
いいこと言ってんなー、ではなく、私の感想は「勉強してんなー!」でした。
 
ビジネスの勉強をしている人は割と口にするこのフレーズ。何気なく出るっていうのは、ただ嫁ぎ先の旅館の女将になったのではなく、ちゃんとビジネスの勉強してるんだなぁと感心しました。経営の勉強、そしてマーケティングの勉強もきっとしっかりされているのでしょう。
 
私の友人には、自分で店を開いたり、会社を運営したり、フリーで活動したりしている人間が数多くいます。コンサルタントを生業にしている人間もいます。そういう方々と話をしていると、やっぱり世間のビジネスに対する考え方が甘いと感じることが多くあります。

職人もどきが調子に乗って店を開き、半年も経たずにすぐ潰すのが世の常。特に飲食店は半年ももたないところがかなり多いと聞きます。いくら小さくても、店舗経営には「勉強」が必要で、学習する力が無ければ店を潰してしまいます。その「学習能力」は、やっぱり学生の時の「学習経験」が重要で、学歴とか成績はともかく、「学習能力」を身につけることが将来の「仕事能力」を左右することは間違いありません。

この「ノープレイ ノーエラー」というのも、実にわかりやすいたとえで、結局何もしなければ何も失敗は起きないということなのです。しかし、失敗があるから成長するわけで、失敗を恐れてプレイ自体をしない、もしくはしていないことにするというのは、そこに存在する「問題点」から目をそらすだけでなく、そもそも土俵にすら乗っていないのだから仕方がないという「逃げ」でしかありません。

受験勉強を「正しく」やってきている人間は、この「ノープレイ ノーエラー」がどれほどダサくて、いい加減なものであるかを知っているはずです。簡単に言えば「不合格になりたくないから受験しない」と言っているに等しいわけです。そもそもプレーしてないし…と逃げたいわけです。

間違えたくないから問題をやりたくない、答えられないと恥ずかしいから授業に出たくない…
これじゃ何もできないでしょう? 何も成長できないでしょう?
それが「ノープレイ ノーエラー」の正体。
ちょっと痛いけど、エラーを確かめて、繰り返さないように対策をして、次に生かしていくから成長していくわけです。
 
私の、経営者としてのこれまでの人生は、正直相当むちゃくちゃだったと思うのですが、「学ぶこと」だけは何とかしてきました。

でも、世にはやっぱり「学ばない人」も相当います。
経営者やフリーランスだけでなく、サラリーマンだって公務員だって。

だから企業は人を選ぶんだなぁ実感します。
だから選ぶのが大変だから学習実績のある「大卒」がほしいんだなぁということを理解した気がします。

桜学舎の子達にはぜひ、失敗を恐れず、学びを通して成長していってほしいなぁと思っています。
「ノープレイ ノーエラー」
を合言葉に!