先日、2020年度から始まる「大学入学共通テスト」で利用可能とされる英語外部試験が、

「ケンブリッジ英語検定」(ケンブリッジ大学英語検定機構)
「英検」(新型)(日本英語検定協会)
「GTEC」(ベネッセコーポレーション)
「IELTS」(ブリティッシュ・カウンシルなど)
「TEAP」(日本英語検定協会)
「TOEFL」(米ETS)
「TOEIC」(国際ビジネスコミュニケーション協会)

の7つに決まった、従来型の英検は不採用となった、という記事を上げました。
実に衝撃的で、また英語の検定の従来のイメージを我々も大きく変えなければいけないのだということも改めて認識したところです。

その中で、なかな耳慣れない試験があるかと思います。 

「IELTS」

「アイエルツ」と読みます。この試験、日本では英検協会が運営しており、ブリティッシュ・カウンシルが大元。アカデミックモジュールとジェネラルトレーニングモジュールという2つのタイプの試験があります。ジェネラルの方は学業以外の研修や移住を考える方の試験。なので学生は「アカデミックモジュール」を受験することが一般的です。  

http://www.eiken.or.jp/ielts/test/

まさに、読む、書く、聞く、話すの4技能がバッチリ試され、かなりキツイ試験ではあります。受験料も当然高いし、試験結果が出てくるまでに時間がかかったりします。試験結果は「バンド」というスコアで表され、0.5刻みに表示されます。

http://www.eiken.or.jp/ielts/result/pdf/interpretation-of-ielts-bandscores-j.pdf

さて。なんでこれが出てきたかといえば、先日お話を聞いたマレーシアへの大学留学の話。UTAR大学という、日本でいうと早慶に並ぶ国際評価を得ている大学に留学が可能なプログラムがあるのですが、その際、英語能力の条件がIELTSで6.0以上。おお、キツイ!

でも、世界の学生たちはこうした試験を乗り越えて海外留学に出ています。だから、確かに「選ばれし者」なのかもしれません。真剣さもだいぶ違うなぁという印象もあるのでしょう。

日本では長いこと、高校受験のためにみんな英検3級を取った、というくらいで、こうした英語検定は留学する際に取得したり必要に迫られて取得する特殊なものの扱いでした。しかし昨今の英語教育の変化は、いよいよ本当に英語が使えないとダメ、というレベルにまでなってきました。 

私たちもこの馴染みのない検定をもう少し研究してみようかと思います。
時代は英語。
本当にそんな時代が来てしまいましたね。