税理士先生と社労士先生がおいでになって、決算からの就業規則整備等々についての打ち合わせを終え、色々やらねばならんことが多いなぁと思う昨今。でも、協力的な方々に恵まれているウチにいろいろできるようになっていないといけないなぁと思いながら、苦しい仕事を続けています。

子どもたちと過ごしたり、塾を運営していくことは全然いいのです。楽しいし。でも、公的書類を整備したり、社会保険やら労働関係の書類やら、とにかくいろいろな仕事が増えて来ますと、もう本当にそういうのが煩わしいし辛い部分も出て来ます。ただ、サボってると怒られてしまうので。特に税務や社保なんかの関係は、「あ!忘れてた!」とか、「遅れたけど、後から出します」が通用しませんので、頑張らねばなりません。こういうことを経験していくたびに、子ども達には、

「簡単に宿題忘れたとか言いよって、コラ! そんなん通用しないぞ!」

と言いたくなるのですが、まぁ分かんねーよなぁと思いつつ(笑)それでも、大人は言い続けないといけないんだよなぁと思って小言を言ったりしています。

さて、打ち合わせが済んだ後、税理士先生が教えてくれて、実は私も含め3人とも代々木ゼミナールの出身。おお!

当時の予備校は面白かったですね。そして3人とも代々木の本校に通っていました。6号館、私の教室は63B。500人以上入る大教室でした。浪人時代はLE3組。友達はあまりいなかったなあ。

さて、さらにびっくりしたのは、英語の先生。同じ先生に習っていて、その先生のおかげで英語ができるようになったという共通点がありました。スゴイなぁ!

中村稔先生。
和製ミックジャガーと言われていた、スゴイ先生でした。パンタロンを履いているような先生で、ダミ声。落語家のような名口調で、発音は無茶苦茶(笑)しかし、ハイレベルな英語を多数担当されていて、私は長文読解か何かの授業で中村先生に当たっていました。すごかったなぁ、あれ。ビックリしました。

一気にファンになり、単科のゼミも受けていましたが、おっそろしく難解な英文をアホほど読まされた記憶がありますし、パラグラフごとに要約することを求められていましたので、相当実力がないとついていけない感じでしたが、必死でついて行った記憶が残っています。

もう一つ先生の特徴は、「辞書学習」 例えば、文章中にindeedという単語が出て来たとしたら、

「はい、辞書でindeed、引いてください!」
「では下の方に行きましょう! indent、ギザギザをつける、independenceが出て来ました、独立、自立。後ろはfrom。形容詞形、independentは、be independent of A 、Aから独立している…」  

と次々と読み上げ、チェック! 1年間で辞書がボロボロになっていくという授業でした。
この授業のおかげで私は「語法」の存在を知り、なるほどこういう仕組みで英語は成り立っているのか!と目が開けたことから、現役時代の凄まじい40台の偏差値が一気に60を切らないものに上がりました。何度か70台の偏差値をマークしたのも、「語法」が完璧にだった問題だったと記憶しています。すごかったなぁ。

でも、発音はこれまたすごかった先生で、ダミ声ですからさらに聞き取りにくく、

「あい!出ました!オハコ十八番! テーク アドバンチッヂ オブ エー! エーを利用する!」

なんて発音でしたので、逆に面白かったり、ちゃんと発音記号をチェックしたりしていました。that節も「だっとせつ」に聞こえてましたしね(笑)

ところどころに入ってくる雑談も強烈なインパクトがあって、面白かったですね。スタミナ体操の話も有名ですが、わたしは「スタミナジュース」の作り方の話が大好きでした。要はミルクセーキに納豆を入れちゃう話(笑)女の子がキャーって言ってました。とにかく、ぶっ飛んでて、スゴかったなぁ。それでいて、独特のカッコよさというか美学があって、颯爽と代ゼミ内を闊歩していた気がします。

正直、今あの授業が通用するのかは分かりません。すでに代ゼミを退官され、今はどうされているのかは分かりませんが、明らかに記憶に残る、「スゴイ」先生であったことは間違いありません。そして私にとては「英語の神」であったことも間違いありません。そしてさらに、50近いオッサンたちが3人集まって、同じ予備校の先生の思い出話で盛り上がるなんて、全然ご本人も思っていないでしょうね。

そして、私も、社労士先生も、いまだにそのボロボロの英和辞典を大切にとってあります。一生の宝物です。ご本人には伝わりもしないと思うのですが、本当に感謝しています。ありがとうございました。 

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https://youtu.be/LaI-g6-JI5M
Youtubeで検索したら、何と!当時の名講義の音声をアップされている方がいました!
もう、この声。この授業。涙が出るほど懐かしいです。
あー、懐かしい。ありがとう!