さて、お休み3日目。
この日はお天気が良くないと言われていたのですが、少しずれたようで、降られず。

2018-09-25 11.14.372018-09-25 11.20.33朝からまず向かったのは唐招提寺。 
鑑真和上坐像が見たかったのですが、残念ながら大改修により非公開。レプリカだけ見てきました。また、エンタシスが有名な金堂に「あ!教科書通り!」

嬉しくなってしまうのは何故なんでしょうね(笑)

2018-09-25 13.06.072018-09-25 12.56.10しばし時を過ごして、すぐにお隣の薬師寺へ。
薬師寺と言えば「東塔」ですが、残念ながらこちらも大改修中。どこもインバウンド需要に間に合わせているのか、改修がスゴイです。ただ流石に耐震性の問題もあるようで、崩れたら大変ですから、南海トラフ巨大地震が来るとか言われているのですから当然なのかも知れません。

食堂(じきどう)が公開されていたので入ったのですが、何とそこの絵画には昨日見てきた大和三山が描かれていました。昨日の知識が今日生かされてるというのは嬉しいものですね。薬師寺式の伽藍配置も確認!(笑)東塔は是非次回に見に来たいと思います。

さて、お次は同じ薬師寺の中でも「玄奘三蔵院」へ。
玄奘三蔵とは、「三蔵法師」のこと。西遊記の主役です。もちろん孫悟空や猪八戒・沙悟浄は出てきませんが、天竺への旅をしたのは事実。「不東」という言葉は、目的を達するまで帰らないという三蔵の意志の現れだったのだとか。

さてその中で出会いが。
裏手の壁画が有名だというので見に行ったのですが、高名な画家・平山郁夫画伯が描いた「大唐西域壁画」、実は期間を限定しての公開だったようです。その奉納された壁画にいきなり圧倒され、息を呑みました。

妻は入り口にあった「明けゆく長安大雁塔・中国」に感動。私は「ナーランダの月」が胸に残りました。出てきたところで解説員の方に声を掛けると、「時間大丈夫ですか?」と言われ、気ままな旅だから大丈夫だと答えたところ、もう一度館の中に戻り、いわれや絵の中に隠されたもの、そしてコンセプトまでお話を聞くことが出来ました。その中で、最後の「ナーランダの月」はそもそも下絵の段階では月が右上に出ていたとのこと。ところが壁画が奉納される前に平山画伯と思いをともにしてきた薬師寺の高田管長が亡くなったとのことで、絵の中にぼんやりと人影を入れることになったのですと。それは玄奘三蔵とも高田管長とも言えるものらしいのですが、そうなると月の位置がおかしくなるので左上になったのだそうです。壁画から続くコンセプトからすれば右上が確かに適切なのですが、面白いものですね。

しかも、我が国の中にその下絵がどこかにあるんだとか。
そんなこと聞いたら見たくなります。その方も詳しくはご存じなかったのですが、どうも琵琶湖畔の佐川美術館には平山画伯のコレクションが300点以上あるらしい…と聞き、もうその時点で京都移動後の予定の中に組み込まれたのは言うまでもありません。

2018-09-25 14.44.54さて、近鉄電車で移動して、今度は西大寺。
東の東大寺。
西は西大寺。
並び称される寺ですが、なぜか東大寺の方が有名なものが多いので、西大寺はちょっとマイナーですが、行ってみて実に良かった!スゴイ!古寺名刹。

やはりここも、東塔は跡だけ、西塔は既に住宅街。境内はかなり小さくなっていました。
ただ、妻が見たかったのはココの「善財童子像」で、灰谷健次郎の小説「兎の眼」でよく知られています。本当にクリクリの目でびっくり。何だか色々なことを見透かされているように思えてきました。

御本尊は釈迦如来立像ですが、横に文殊菩薩像があって、開祖の叡尊上人は崇めていたのだそうです。
妻は勉強を既に始めていたのですが、私も徐々に「如来」「菩薩」「明王」「神」ってどう違うん?って感じ始めました。コレばかりは妻のほうが勉強熱心で、そうなのか!といろいろ教えてもらったのですが、もちろんそれも「知識として」の話。

西大寺に感動して、ちょっとだけサンドイッチをかじったら、今度は法華寺。
開祖は光明皇后。本尊は十一面観音像。
いろいろToo Muchになりつつ、時間切れで海龍王寺のがし、最後に平城宮跡へ。

2018-09-25 17.14.44もう暮れゆく平城宮跡・大極殿。
少し歩いて、もう疲れたなぁと思い、奈良駅前に帰宿。
みれば14000歩も歩いていました。
前日も16000歩。そりゃ足痛くなるわ。

でも、色々勉強したくなる旅です。
そして、かなり仏様や神様を拝んでお参りしているので、今までの悪いところは浄化されているように思います(笑)

つづく