2018-09-29 10.44.44さて、ついに7日目。
最後の日は延暦寺参詣。
ところがこのお天気。
携帯にはガンガンと「豪雨予報」が飛び込んできます。
まぁ、よく降ること。

全然やみません。流石、副塾長、雨女(笑)
最後にやってくれますねぇ。

2018-09-29 12.16.042018-09-29 12.30.13お昼ごろ、根本中堂目指して行きましたが、やっぱり大雨。途中少し小止みになったりもしましたが、やっぱり雨。台風が近づいているのですから仕方ありませんね。

国宝館も見せて頂いて、念願叶いました。
この頃になって、私はようやく分かってきました。というか、この1週間、これだけの寺社を巡って気にならないわけもありません。

如来。
菩薩。
明王。
神(天)。
一体どう違って、一体どれくらいの数いるの??

桜学舎の生徒のご家庭は、専門家の方々が大変多くいます。そりゃ、谷中は日本全国で一番町内にお寺が多い街ですから、当然そうなります。お宅は何宗?みたいなことにもなります。圧倒的に日蓮宗と天台宗が多いのですが、天台宗はもちろん上野・寛永寺があるからにほかなりません。寛永寺幼稚園に通っていた子も多数。寛永寺は「東の比叡山」という「東叡山寛永寺」ですから、天台宗お膝元みたいなものです。ですから、厳密には違うぞ!というお叱りもあるかと思いますが、ざっくりとした理解を。

如来は悟りを開くことが出来た一番偉い超人。地上で悟りを開けたのは「お釈迦様」ただ一人。
ただし、阿弥陀如来、薬師如来、大日如来などいろいろな如来がいますが、宇宙など広い地上以外の場所で悟りを開いたということのようです。手が長くて、扁平足。シンプルな衣装で装飾品はつけていません。薄い着物だけ。これが如来さん。

菩薩は悟りを開く修行中。出家前のお釈迦様がモデルなのだそうです。ゆえに、身につけているものが多くて華やか。すべての人を救おうという大役を担っているのだそうです。今回の旅で数多く出会ったのは「十一面観音菩薩」「千手観音菩薩」そして気になったのは「文殊菩薩」でした。地蔵さんも「地蔵菩薩」なんですよね。

如来の教えに従わない衆生に対しておっかない姿になって出てくるのが「明王」だそうで、だからあんなに「怒りんぼ」なんですね。まぁ、庶民はこうして「こわいぞー!」って脅かさないとちゃんと仏の教えを守らないということなんでしょうか。「不動明王」が一番馴染みがあり、「お不動さん」「不動尊」なんてのもこの明王がいるわけです。庶民の多いところにいる気がするなぁ。

神(天部)は、仏教の世界に集合した他の宗教の神様たちなんだとか。
四天王の話は以前書きましたが、それもこの部類。十二神将とか、八部衆とか吉祥天とか、いろいろな神様たちがいるんですね。それも、お釈迦様に感化されたりして鬼神たちが善神になったりするのですから面白いです。興福寺の阿修羅とか迦楼羅などはその部類です。お寺の中に神社やお堂・祠があって鳥居が立っているところがありますが、単なる神仏習合ではなく、こういう色々な仕組みがあったりするのですね。

2018-09-29 13.30.54ざっくり過ぎでしょうか(笑)
でも、これだけ見歩いたからこそ、気になること。今まで、全然気にしていなかったし、分かってもいなかったのですが、そうかー!と納得することがたくさんありました。

御朱印帳は既に2冊目。
素晴らしいお守りになっています。御朱印帳って、単なるスタンプ帳ではなく、その仏様・神様とご縁を結ぶという意味があり、御朱印帳がお守りになっていくのだそうです。ありがたや。

さて、比叡山ロープウェイ・ケーブルで八瀬へ降りました。やはり下は少し雨がゆるやか。山頂は豪雨だったんですね。

2018-09-29 14.50.05ここから叡山電車に乗り換え。トイレに行きたかったので、目の前で1本電車をやり過ごし、次の電車を待ちました。

すると、待てよ?
スゴイの来た!

あれは!?

2018-09-29 14.51.01はい。
観光列車「ひえい」が来ました。
時間を合わせないと乗れないこの観光列車。1両だけなのですが、スゴいデザインで話題になりました。窓も全部楕円形。すごいなぁ。車両はもちろんキレイ。
やっぱりご利益じゃない?(笑)

2018-09-29 16.17.03出町柳まで戻り、京阪で七条まで下りて、最後は蓮華王院・三十三間堂へ。
千手観音像をよくもまぁこれだけ作ったものです。左端は数体「湛慶」の作のものを見つけました。湛慶と言えば東大寺南大門の吽形像。いろんなものが最後までつながります。

無事京都駅へ戻り、新幹線に飛び乗って、台風から逃げるように東京へ帰ってきました。
久しぶりの東京は、酸素が薄い印象(笑)
でも、東京でもちゃんと寺社巡りをして、ちゃんとお参りをしようと改めて思いました。仏像の見方が全く変わったので、それもまた面白いですし。

やはり、全編を通して思ったのは「知は楽しみなり」です。
知識があると、いろんな事がわかる。知識のないものが癇癪を起こしたり、暴れたりするのであって、かの宮本武蔵でも物語の中で沢庵和尚に土蔵に閉じ込められ、そこで書物を読んで理性を取り戻したというシーンがあります。

あ、一乗寺下がり松・三十三間堂の戦いって、ココですね!
宮本武蔵も見たくなってきたなあ。
今度は武蔵の旅?(笑)
さて。来週からまた突っ走らねば!頑張ります。

お休み中、教室を守ってくれたスタッフの皆さん、ご迷惑をおかけした生徒・保護者のみなさま、本当にありがとうございました。だいぶいろんなつきものが取れた気がします(笑)

さすがにちょっと疲れましたので、体力回復も含めてリハビリしながらまた週明けからがんばります!