突然ですが、牛丼って面白い食べ物だなぁと思います。
久々に吉野家に行って牛丼を食べたら、ふと普段思っていたことが湧き上がってきました。

まず、味。

これはどうしても吉野家に敵うものがなくて、あの松屋やすき家も吉野家には全く敵わないのだとか。

松屋は味が濃いめ。ちょっとガテン系の方狙いなのかな?とか。定食充実。ひたすら松屋ファンという方もいますよね。

すき家は変わり牛丼で勝負。まぁいろんなのあるなぁと思いますが、どうも足が向かない昭和世代。やっぱり味の吉野家。牛丼一筋80年なのであります。

以前、あの味はワインが決め手だとか、微妙にガーリックが入っているのだとか、いろんな説があったなあ。頑張って作って、かなり近い味まで入ったことがありましたが、やっぱりそのまんまにはならない。スゴい企業秘密なんでしょう。

牛丼屋にいると、いろんな食べ方をする人がいますね。それも面白いところ。

私はあまり汚したくない派。ゆえに、シンプルに牛丼を頼み、まぁせいぜい七味をかけるか、本当に気が向いたら生卵をたのんでかけるくらい。紅生姜は端っこにちょっと置きますが、出来れば別皿にしたいくらい。

見ていると、まずガッツリ七味派。 いくらなんでも辛ぇだろ!?ってくらいかける人が隣りにいました。あの激辛OKみたいな人たちって、結局味なんてなんにも分かってねーだろ?とか思っちゃうのですが、そうでもないの? いったいどんな舌してんだか?

そしてよく見る、紅生姜ガッツリ派。 それじゃ紅生姜丼だろ?って言いたくなりますし、じゃアタマいらねーじゃん!って言いたくなる人。向こうで食ってた長髪のアンちゃんが全面ピンクの牛丼を満面の笑みで食ってました。それ、紅生姜の味しかしねーだろよ(笑)

私はそこまでではないけれど、どうしてもご飯を汚したくないって人がいるもので、牛皿定食にする人も見かけますね。多少汁を吸ったご飯が美味いのになぁと思うのですが、どうしてもご飯を汚したくない人ってのもいるんだとか。ウチのお爺ちゃんがそうだったな。絶対に白ごはんじゃないとダメだった。カレーも嫌い。お茶漬けとか丼とかも嫌いだった。

そんな人間観察をしながら牛丼をかきこんでとっとと店を出た今日。
わずか10分程度の牛丼考(笑)
急いで次の仕事に向かいました。はい。