「リンスインシャンプー」って、使ってます?
私たちの若いころに登場して、何て便利なものが出来たんだ!と思った記憶があります。
「チャン、リン、シャン」
ってCMも懐かしい!
さて。
最近どうですか? 使ってます?
まぁ、まだリンスインシャンプーは売ってますし、あるのですが、一時期の勢力から比べると落ちてきているようです。やっぱりシャンプーとリンスは違うと。やっぱり分けて使う方、特に髪に気を使っている女性の方などは、いろいろとこだわりもあるようですので、分けて使うようですね。まぁ、私なんて男ですし、そもそも洗うべき髪もだいぶ「ライトな感じ(笑)」になっているので、どーでもいいのですが!

ただ、何でも「オールインワン」がいいわけじゃないのですね。
最近は「ワンストップサービス」なんて言葉がはやってきていますが、何でも1か所で済めば便利かと言われると、そうでもありません。

確かにコンビニでもお中元・お歳暮商品を扱っていますが、私は買ったことがありません。大切な方に送る場合は、やっぱり「松坂屋」さんになったり、こだわって美味しいお煎餅屋さんにしたり、とにかくコンビニではないですね。そりゃいつも行くセブンで買えれば「便利」かもしれません。でも、やっぱりいろいろと「使い分け」ているわけです。それぞれの機能がそれぞれにあるのだと思うのですね。

ご飯を食べて、そのあとカフェに行く。
そういうこともありますよね。
ご飯を食べた店でコーヒーも飲めばいいじゃない? というのも、確かに利便性という点で言えばその通り。でも、カフェに行きたいのですよ(笑)

さてさて。
何が言いたいのかといいますと、最近学校に塾が入りこんでいるというニュースが流れてきています。以前から「予備校」が高校に入り込んで、進学指導のコンテンツを提供しているというケースはありました。初期の頃は映像授業が入って、それを視聴するシステムを動かしていましたが、実に難しいことが多く、正直上手く稼働したかと言われるとそうとも言い切れない部分がありました。先生方もご苦労が絶えなかったようで、結局予備校講師の授業の解説を先生がしているという、よくわからない状況になっている学校もありました(笑)

最近は予備校もそうですが、塾が入っています。
先日報道があったのはTOMASさん。都内の私立中高に入って、個別指導型の校内塾を運営しているとのことで、知っている学校さんのいくつも名前が挙がっていました。目玉が飛び出たのはその運営費。何と月額300万円という報道! スゴっ! 

そしてその校内塾はいよいよ都立高校にも進出。東京都教育委員会はスクールTOMASを都立高校の試験校2校に導入する契約をしたと発表しましたね。いよいよ塾は都立高校にも入っていきます。また、これはローカルな情報ですが、西東京市の教育委員会は、某塾さんと提携して無料の夏期講習を今夏開催するという情報があり、地元の塾の先生が教育委員会と話し合う場を持つという話題も出てきています。

別に、塾が学校に入り込んでもいいとは思います。
公立が塾を招き入れたさきがけは、杉並の和田中。リクルート出身の藤原和博氏が民間人校長として始めたのが「夜スぺ!」という塾の授業。SAPIXと提携して上位校進学指導を行い、一時は学区内外から入学希望者が増加して話題となりました。

私が気になるのは、「学校が塾みたいなことを言っている」ことです。
進学や受験というと、結局「点を取ることが重要」「点を取るためにはここを覚えろ」「こうやって暗記してしまえ」という、点を取るノウハウの伝授が行われると思われています。実際はそれだけではないのですが、でもそういう方向性で「結果を出す」ことが最重要課題だと言われます。

それも一理はあるのですが、やっぱり学校は「教育の場」です。受験対策の場ではないのではないかと思うのです。学習の結果を求めるのではなく、本質を求めることが本来の姿だし、勉強の中身をじっくりと教えることが出来るのが学校だと思うのです。出来ない子は置いていくのではなく、また「点の取れる方法を仕込む」のではなく、学習の本質、つまり「中身」に興味を持てるような授業をするのが学校であると、私は思うのです。
 
勉強に関して、「楽しい話」が全然ありません。大学受験のために何が必要かとか、テストで高得点するにはどうやればいいかとか、そんな話題ばかり。計画的に知識を突っ込めば、そりゃ点数は取れるでしょうが、それが自身の成長につながったり、知的好奇心を養ったりはしない気がします。というのは、特に最近、生徒たちの知的好奇心が著しく低いと感じるからです。点数を取ることには関心があるのですが、脱線やこぼれ話、トリビアなどは全部「遊び」「無駄」だと思っているフシがあるのです。こういうところから知的好奇心を養ってほしいと思ってやっていること、言っていることも、ほとんどが「雑談」だと思っている様子。違うんだけどなぁ…

映像授業も塾テクみたいなものばかりで、本質的な講義はほぼ見当たりません。これもせっかく映像を使っているのに宝の持ち腐れ。しかし、作り込んだアニメなどは全然生徒の集中力を養わないのでやはり学習に関してはある程度の「不自由さ」を経験しないとダメなんでしょうね。
 
塾が授業を楽しくやる必要が出てきました。本末転倒だなぁと思いつつ、私教育の未来には若干の期待を寄せているこの頃です。公教育、私教育を選べる時代が来たらいいですね。