塾長の授業はいつもみんな笑ってます。
何で??
ちょっとうるさいんだけど(笑)
たぶんそれは、「物言いが面白いから」かもしれませんね。
例えば、この時期になると出現してくる
「偏差値が高いから、オレは偉い」
とか言い出す子。有名塾に通って、偏差値が高い学校を受ける、もしくは上のクラスに入っているからと偉ぶる子がいつの世もいるものです。こういう子が、受験勉強のストレスを発散するために、学校で、自分より偏差値の低い学校を志望する子を馬鹿にしたり罵ったりします。
知らないでしょう? 特にその子の親御さん。
お子さん、学校で大暴れしてますよ?(笑)
オレは開成受けるんだぞ? オレは◯◯塾で一番上のクラスにいるんだぞ! オレは偏差値70超えてるんだぞ! オマエなんかあんな馬鹿学校受けるんだろ!? あんな学校行く価値ないってお父さんが言ってた!(←オイオイ!)
いやぁ、ご家庭の会話、全部筒抜けです(笑)
そんな子の話になると、塾長は一刀両断。
「偏差値が高けりゃ偉いって訳じゃない。偏差値が高いってことは、それだけ勉強が出来るってだけのことなので、単に勉強が出来るね、努力したんだね、その点は褒めてあげるよ、というだけのこと。偉くもなんともないし、他人を馬鹿にする権利なんてどこにもない。そもそも、偏差値が高いくせに、そんなことも分からないようじゃ、決して頭は良くないね!」
子どもたちはスッキリするみたいです。
ざまぁ!と(笑)
だってそうでしょう?
自分が頭いいのに、それを自慢して他人を罵っちゃいけないっていうモラルもわからないのだから、決して利口ではないですよ、そういう子って。人間教育が全然出来てない。
ところが、こうも言うのです。
「馬鹿が努力したって、『努力した馬鹿」にしかならないよ!」
「え?」と、生徒たちはキョトンとします。
ちゃんとやり方を変えたり、成功する方法に則って努力をしないと、無駄な時間だけが過ぎるということ。計算問題のやり方をきちんと身につけた上で、練習問題をやらなければ成果が出ないのに、ただ闇雲に計算練習を始めちゃう子。全然出来ないからやり直しになるんだけど、やり方がわからないまま間違え直しをするから、更にわからない、出来ない時間が増えていく… コレこそまさに、「努力した馬鹿」状態。もちろんこれは、元ネタがある話ですが、どうもこの「馬鹿」とか「利口」とか、そういう言葉自体を今の指導者は「ビビって」使えないようですね。
最初に自分のやり方を変える。
やり方を身につける。
後は努力するだけ、って状態になったら努力モードに入る。
それまでは、
「どうしてそうなるの?」「どうやってそれをやるの?」
という理解に徹すること。これが大事なのですが、どうもそのへんが分かってない子が多いものです。学校って、そういうこと全然教えないんですね、今。
だから、私みたいな人間がそんな話をすると、
「ふぅーん」と聞いてくれます。
今日も、
「親に勉強なんて教えてもらうなよ? 考えるのはオマエの仕事だからな!」
と。
「親に教えてもらったら、親が全部答えを考えてくれちゃうだろ? お前ら聞いてるだけだろ? 親の偏差値はガンガン上がるけど、オマエたちの偏差値は全然上がらないよな? 親の偏差値上がってどーすんんのよ?(笑)」
目を見開いて、頷いている子がいました。
そう!
言葉が入ったな!と思う瞬間です。
子どもにちゃんと伝えようとしたら、かなりエキセントリックに、そしてある意味「極端に」伝えないとなかなか伝わりません。
「なんて乱暴な言い方なんだ!」
と思うかもしれませんが、残念ながら相手は子ども。正確に、丁寧に、もれなく、理性的に、論理的になんて、全然伝わりません。ちょっと砕けて、おもしろく伝えないとダメですね。
今、「うんこドリル」が大爆発中ですよね?
正直な話、「うんこ」なんて、20年前から世の塾長は言いまくってましたよ。私もその一人。小学生なんて、そんなワードで笑ってくれるわけです。しかも、誰も傷つかないんです、うんこネタって。
「下品だわ!」
「品性のない塾長だこと!」
そうじゃないんですね。いろいろ考えてのことなんですよね、あれ。
オレも、うんこキャラ作っておけばよかったなぁ… そしたら今頃大金持ち!(笑)
「世の中そんなに甘くないんだぞ!」
と、今日も授業に立つわけです、はい。
何で??
ちょっとうるさいんだけど(笑)
たぶんそれは、「物言いが面白いから」かもしれませんね。
例えば、この時期になると出現してくる
「偏差値が高いから、オレは偉い」
とか言い出す子。有名塾に通って、偏差値が高い学校を受ける、もしくは上のクラスに入っているからと偉ぶる子がいつの世もいるものです。こういう子が、受験勉強のストレスを発散するために、学校で、自分より偏差値の低い学校を志望する子を馬鹿にしたり罵ったりします。
知らないでしょう? 特にその子の親御さん。
お子さん、学校で大暴れしてますよ?(笑)
オレは開成受けるんだぞ? オレは◯◯塾で一番上のクラスにいるんだぞ! オレは偏差値70超えてるんだぞ! オマエなんかあんな馬鹿学校受けるんだろ!? あんな学校行く価値ないってお父さんが言ってた!(←オイオイ!)
いやぁ、ご家庭の会話、全部筒抜けです(笑)
そんな子の話になると、塾長は一刀両断。
「偏差値が高けりゃ偉いって訳じゃない。偏差値が高いってことは、それだけ勉強が出来るってだけのことなので、単に勉強が出来るね、努力したんだね、その点は褒めてあげるよ、というだけのこと。偉くもなんともないし、他人を馬鹿にする権利なんてどこにもない。そもそも、偏差値が高いくせに、そんなことも分からないようじゃ、決して頭は良くないね!」
子どもたちはスッキリするみたいです。
ざまぁ!と(笑)
だってそうでしょう?
自分が頭いいのに、それを自慢して他人を罵っちゃいけないっていうモラルもわからないのだから、決して利口ではないですよ、そういう子って。人間教育が全然出来てない。
ところが、こうも言うのです。
「馬鹿が努力したって、『努力した馬鹿」にしかならないよ!」
「え?」と、生徒たちはキョトンとします。
ちゃんとやり方を変えたり、成功する方法に則って努力をしないと、無駄な時間だけが過ぎるということ。計算問題のやり方をきちんと身につけた上で、練習問題をやらなければ成果が出ないのに、ただ闇雲に計算練習を始めちゃう子。全然出来ないからやり直しになるんだけど、やり方がわからないまま間違え直しをするから、更にわからない、出来ない時間が増えていく… コレこそまさに、「努力した馬鹿」状態。もちろんこれは、元ネタがある話ですが、どうもこの「馬鹿」とか「利口」とか、そういう言葉自体を今の指導者は「ビビって」使えないようですね。
最初に自分のやり方を変える。
やり方を身につける。
後は努力するだけ、って状態になったら努力モードに入る。
それまでは、
「どうしてそうなるの?」「どうやってそれをやるの?」
という理解に徹すること。これが大事なのですが、どうもそのへんが分かってない子が多いものです。学校って、そういうこと全然教えないんですね、今。
だから、私みたいな人間がそんな話をすると、
「ふぅーん」と聞いてくれます。
今日も、
「親に勉強なんて教えてもらうなよ? 考えるのはオマエの仕事だからな!」
と。
「親に教えてもらったら、親が全部答えを考えてくれちゃうだろ? お前ら聞いてるだけだろ? 親の偏差値はガンガン上がるけど、オマエたちの偏差値は全然上がらないよな? 親の偏差値上がってどーすんんのよ?(笑)」
目を見開いて、頷いている子がいました。
そう!
言葉が入ったな!と思う瞬間です。
子どもにちゃんと伝えようとしたら、かなりエキセントリックに、そしてある意味「極端に」伝えないとなかなか伝わりません。
「なんて乱暴な言い方なんだ!」
と思うかもしれませんが、残念ながら相手は子ども。正確に、丁寧に、もれなく、理性的に、論理的になんて、全然伝わりません。ちょっと砕けて、おもしろく伝えないとダメですね。
今、「うんこドリル」が大爆発中ですよね?
正直な話、「うんこ」なんて、20年前から世の塾長は言いまくってましたよ。私もその一人。小学生なんて、そんなワードで笑ってくれるわけです。しかも、誰も傷つかないんです、うんこネタって。
「下品だわ!」
「品性のない塾長だこと!」
そうじゃないんですね。いろいろ考えてのことなんですよね、あれ。
オレも、うんこキャラ作っておけばよかったなぁ… そしたら今頃大金持ち!(笑)
「世の中そんなに甘くないんだぞ!」
と、今日も授業に立つわけです、はい。
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